脚下照顧 

※HP「研 世界史学習」TOP PAGEに連載(基本、毎日)


☆ 令和6(2025)年度

 5月へ 6月へ 7月へ 8月へ 9月へ 10月へ 11月へ 12月へ 1月へ 2月へ 3月へ

~4月~

新年度初日の火曜日は、「エイプリル・フール」の4月1日だけど、「本当に」バド部は休養日。天気は

曇り時々雨なので、車(まだクラウンの代車)で福井のアピタへ。購入図書は、『仏像図解新書』(石井

亜矢子 著・岩﨑隼 画、小学館101新書)、『枕草子 ビギナーズ・クラシックス日本の古典』(清少納言

 著・角川書店 編 角川ソフィア文庫)、『白川静博士から学ぶ 成り立ちとつながりでわかる漢字ノート』

(平凡社 刊)の3点。あと、CD(ビートルズの紙ジャケで「レット・イット・ビー 2枚組」)と地酒(鯖江の

「梵」)も買って帰った。特に漢字ノートは、漢字の古代文字(甲骨文、金文、篆文<てんぶん。秦の始皇帝

が漢字統一のために用いさせたもの>)の書き写し→その漢字のルーツや意味、成り立ちが学べるという

優れもので、今年の3月14日に初版第一刷が立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所の監修で出版

されている。「こういうの、ずっと待ってました!」という感じの漢字の研司…。『枕草子』は、『方丈記』→

『徒然草』つながり。ビートルズは、あと2枚くらいでコンプリート…かな。今年度も、「わくわく趣味道」を

歩んでゆくぞ~。 2025.4.1



「私的祝詞(のりと。大祓詞<おおはらえのことば>)」第24文 

原文「科戸の風の 天の八重雲を 吹放つ 事の如く」

しなどのかぜの あめのやへ(え)ぐもを ふきはなつ ことのごとく

それはまるで、風が、たくさんの重なり合った天空の雲を吹き払うみたいに。


午前半日バド部練習日(土曜日の練習試合以来)の水曜日。新しくバド部の副顧問になられたNさん

(地歴公民科講師)が来てくれて、自己紹介→基礎打ち~ゲームに参加していただいた。相棒のSさん

と同じくらいの長身で、高校(大聖寺)ではバド部で団体メンバーの主に第1シングルスのプレーヤー。

今年度も、私を含めた「男3人組」の指導陣で寺高バド部を頑張る! 午後は読書→お墓周りの掃除と

ゴミ拾い。早めに山代温泉総烏に自転車で行き、帰ってからゆっくり時間をかけて「特製野菜カレー」を

料理した。 2025.4.2

「私的祝詞(のりと。大祓詞<おおはらえのことば>)」第25文 

原文「朝の御霧 夕の御霧を 朝風 夕風の 吹払う 事の如く」

あしたのみぎり ゆふ(う)べのみぎりを あさかぜ ゆうかぜの 

ふきはらう ことのごとく

朝霧・夕霧を、朝風・夕風が吹き払うみたいに。


午前半日バド部練習日の木曜日。トレーニングメニューのフロアー20周を、部員達と一緒に走り終わって

気がついた「情けないこと」。それは、何人かの3年生女子部員が明らかに2・3周を誤魔化して「完走」と

していること。次は男子。シングルスランキング1位の2年生H君の「20周走った後のシャトル置き、こんな

のイジメの練習メニューや」と練習中に大きな声で言って笑っている…。なので久し振りに、解散の際に

お説教。「やらされてる感が大きい。トレーニングの意味や目的を意識して、主体的にやらないと力が

つかないし、チーム力がダウンしてしまう」と苦言を呈した。このままの状態で、新1年生を迎え入れたく

ないから。午後から晩にかけて、合計3時間以上アコギを鳴らした。オベーションのギターの6弦が、

フレットを指で押さえると音がビビル。その程度があまりに大きくなっているので、6弦とブリッジの間に

厚紙を挟んで弾いてみたら音のビビリが無くなった。近いうちに、いつもの山屋楽器店でメンテナンスして

もらわなきゃ。 2025.4.3

「私的祝詞(のりと。大祓詞<おおはらえのことば>)」第26文 

原文「大津辺に 居る 大船を 舳解放ち 艫解放ちて 大海原に 押放つ 事の如く」

おほ(お)つべに をる おほ(お)ふねを へときはなち ともときはなちて 

おおうなばらに おしはなつ ことのごとく

大きな港岸にある大きな船の、舳先(へさき)や艫先(ともさき)のもやい綱を解き放って、大海原に

押し出すみたいに。


午前半日バド部練習日の金曜日。昨日に続いて、3年生女子「達」にダメ出し2つ。① ストレッチ後の

トレーニング(チャイナステップ)での態度に「そこまで堕ちたか?!」とあきれて、大きな声を出して注意 

② ゲーム中のマナーの悪さ(対戦相手へのシャトルの渡し方や、自分のミスでネットに引っかけて落と

したシャトルを自分で拾いに行かないなど)への繰り返し注意(Wさんは試合放棄)。これだから、私は

コートに入ることができない。なぜなら、全体に目を光らせている必要があるから。「昨日の今日」なの

に…情けない。午後は定期購読している情報誌の「週刊金曜日」を精読。弾き語りは90分。自転車で

山代温泉総湯へ。晩にはホームシアターで、映画「シン・仮面ライダー」視聴。 2025.4.4

「私的祝詞(のりと。大祓詞<おおはらえのことば>)」第27文 

原文「彼方の 繁木が本を 焼鎌の 敏鎌以て 打ち掃ふ(う) 事の如く」

をちかたの しげきがもとを やきがまの とがまもちて うちはらう(ふ) 

ことのごとく

遠くで生い茂る木の根元を、焼き入れして研いだ鎌で、刈り払うみたいに。


午前半日バド部練習日の土曜日。卒業生のY君(部員の誰も勝てないプレーヤー)が参加してくれて、

2週間後に近づいた加賀地区大会団体戦シミュレーションを質の高いものにできた。部活後に山屋楽器

へ。アコギ(オベーション)のメンテ(ネックの反りの調整)をしていただき、6弦の音のビビリが解消された! 

夕方に(母と買い物に行く前に)1時間半くらい、快適に弾き語りできてうれしかった。 2025.4.5

 

「私的祝詞(のりと。大祓詞<おおはらえのことば>)」第28文

原文「遺る罪は 在らじと 祓給ひ 清給ふ事を」

のこるつみは あらじと はらへ(え)たまひ(い) きよめたまふ(う)ことを

残されている罪が無いように、お祓いされ、お清めされることだろう。


10:00~13:30頃、町内会計の締めを区長夫妻に家に来てもらってコンプリート。予想以上に時間がかかったが、

これまで「?」だったことが知れたり、エクセルファイルの使い勝手をさらに向上させることができてよかった。

ホッとした気持ちのまま、アコギ弾き語りを約90分。コンパクトなヤイリ社製のトラベル・ギター「ノクターン」の

鳴りも、その達成感や高揚感を反映していたような…。 2025.4.6

 

「私的祝詞(のりと。大祓詞<おおはらえのことば>)」第29文

原文「高山の末 短山の末より 佐久那太理に 落多岐つ」

たかやまのすゑ(え) ひきやまのすゑ(え)より さくなだりに おちたぎつ

祓い清められた罪たちは、高い山や低い山の頂上から、滝のように激しく流れ落ちてきて、


14:00「旬菜 まつむら」集合で、今年も4人(同級生のマスターとS君。おかみさんと私)で「お花見飲み会」

in 芦城公園。完全に暗くなる前にお店に戻って2次会も。粟津の地酒「春心」を中心に、おいしく、いろんな

話題で、楽しく、飲み過ぎてしまった。(今日は午前中ダウンしてました。反省。) 2025.4.7

「私的祝詞(のりと。大祓詞<おおはらえのことば>)」第30文

原文「速川の瀬に坐す 瀬織津比賣と 云ふ神 大海原に 持出でなむ」

はやかは(わ)のせにます せおりつひめと いふ(う)かみ おおうなばらに 

もちいでなむ(ん)

急流の川の瀬にいらっしゃるセオリツヒメ(瀬織津比賣)という神様が、その全ての罪を大海原に

持ち出されます。


一日オフ(バド部は入学式のためお休み)の火曜日。飲み会明けで、午前中はほとんどダウン。午後から

少しずつ、「日常を取り戻した」(^^;) 年に1回くらいは、こういうのもいいか…。夕方に片山津温泉総湯へ。

もちろん「休肝日」にしました。 2025.4.8

「私的祝詞(のりと。大祓詞<おおはらえのことば>)」第31文           

原文「此く持出往なば 荒潮の 潮の八百道の 八潮道の 潮の八百會に 坐す」

かくもちいでなば あらしほ(お)の しほ(お)のやほ(お)ぢの 

やしほ(お)じの しおのやほ(お)あいに ます

このように持ち出されると、荒れた潮の流れが、たくさんの潮の流れが、合流する場所にいらっしゃる、


10:00~13:00、自宅で区長と会計の締めの完成。昼食を加賀温泉駅前の「にしき家」でご馳走してもらった。

バド部活は16:20~18:15。新入生が10人(女子9人、少し遅れて男子1人)も見学に来てくれて、制服のまま

できるノック(クリアーやスマッシュ、ロビングにプッシュ、ドライブ)を空きコートで行った。たくさん入部して

くれるとうれしい。 2025.4.9

「尾俣町区長に向けた備忘録」

4.6(日)10:00~13:30 

区長、区長夫人と。自宅にて。区費徴収方法改定<案>とそれに基づく公民館清掃ローテ表・区長順番の

資料完成→資料・会計の締め(区の通帳と生産組合の通帳の残金<次年度繰越金>と決算<収入・支出>

が合うことの確認まで)。区と生産組合の通帳以外の通帳の記帳がまだだったので、後日区長が行い、次回、

予算・決算会提出資料を完成させることにする。

4.9(水)10:00~13:00 

区長と。自宅にて。会計の締めの続き(4.13<日>の予算・決算会提出資料の完成)。△年度当初に入るべき

保険(障害共済。町の行事参加者が対象。例年15,000円程度。JA農協)に入っていなかったことが判明。

要注意。

「私的祝詞(のりと。大祓詞<おおはらえのことば>)」第32文           

原文「速開都比賣と 云ふ神 持加加呑みてむ」

はやあきつひめと いふ(う)かみ もちかかのみてむ(ん)

ハヤアキツヒメ(速開都比賣)という神様が、その全ての罪をがぶりがぶりと飲み込まれます。


15:45~18:10、バド部活の木曜日。この日の部活には、昨日から一転して新入生の男子が5名見学・参加

してくれた。ほとんど女子だった昨日と同様、空きコートで「制服のまま」基本的なショットのノック練習を行った。

中学校でソフトテニス部員だった1年生の一人は、すぐにコツをつかんでしっかり打てていた。入部してくれる

かな~。読書は『親鸞と道元』をスタートさせた。 2025.4.10

「私的祝詞(のりと。大祓詞<おおはらえのことば>)」第33文           

原文「此く加加呑みてば 氣吹戸に 坐す 氣吹戸主と 云ふ神」

かくかかのみてば いぶきどに ます いぶきどぬしと いふ(う)かみ

このように飲み込まれたら、この世とあの世の境目にいらっしゃる、イブキドヌシ(氣吹戸主)という神様が、


15:30~18:10、バド部活の金曜日。昨日来てくれた新入生男子が全員と、一昨日来てくれた女子1名と

新しく女子1名の7人が見学・参加。この日は昨日までのメニュー(あまり動かないで打ち返す基本ノック)

に加えて、ロングサーブの練習(2人1組で、ノック・シャトル1箱分のシャトルを全部打ち尽くす。ショート・

サービス・ラインから)とラケットでシャトルを拾ったり(最初はシャトルを立てて、それが拾えたら寝かせて)、

ラケットで跳ね上げたシャトルをラケットでキャッチしたりの練習を加えた。着替えて来てくれた新入生もいて、

入部を決めてくれたような期待。 2025.4.11

「私的祝詞(のりと。大祓詞<おおはらえのことば>)」第34文           

原文「根國 底國に 氣吹き 放ちてむ」

ねのくに そこのくにに いぶき はなちてむ(ん)

その全ての罪を、あの世にある根の国・底の国(死者の国。黄泉<よみ>の国)に吹き放ってくださいます。


午後半日(午前中に、進学系列の部員はテスト)バド部練習の土曜日。新しい副顧問のNさんも参加して

くれて、ダブルスにシングルスにと大車輪で活躍してもらった。主顧問のSさんは、昨日からの体調不良で

お休み。加賀地区大会1週間前なので、約2時間をゲーム練習に充てた。写真は、粟津温泉総湯駐車場

のしだれ桜と近くの低山の「白鷺の群生林」。 2025.4.12

 

「私的祝詞(のりと。大祓詞<おおはらえのことば>)」第35文           

原文「此く氣吹 放ちてば 根國 底國に坐す 速佐須良比賣と 云ふ神」

かくいぶき はなちてば ねのくに そこのくににます はやさすらひめと 

いふ(う)かみ

このように吹き放ってくださいますと、根の国・底の国にいらっしゃるハヤサスラヒメ(速佐須良比賣)という

神様が、


10:00~15:00(13:00頃には終了。昼食は例年通り「出前でカツ丼」)、町内会の役員5人で決算・予算会。

終了後の四方山話も、ゆったり楽しめた。会計係「4年目の余裕」? 今年度は5年目の会計→来年度は、

いよいよ初めての町内会長(区長)!  2025.4.13

「尾俣町区長に向けた備忘録」

4.13(日)10:00~13:00 

決算・予算会。公民館にて。町内会のパソコン、プリンタ持参。△決算書や予算書

の項目名を勝手に変更しないこと。△区費から7割・生産組合から3割(つまり、生産組合からの3割補助)

の算出額を明らかにしておくこと。△「懇親会」の項目は、町内全体の懇親会と役員の懇親会と区別。

予算書の支出の部のラスト、「雑費」の金額設定によって収入の部合計と支出の部合計が同じ金額になる

ようにする。△会計監査用紙(会計監査の役員が署名して押印するA4版1枚)の準備を忘れない。今年度

は、月ごとの取立(町内会)でのお茶はペットボトルとする(次年度の私も)。区長が出金する際には、余分

なお金を出金しないように(河田新区長)。「通帳出入金の明細を明確にするための区長用のエクセル

ファイル」があるので新年度はこれを使う(同)。


バド部活定休日の月曜日。町内会の仕事をしながら、パソコン周りを模様替え(スピーカーを授業で使って

いた大容量のものに交換するなど)。昼食後に、自転車で横北町~勅使町の動橋川沿いの桜並木鑑賞。

15:00~18:00、母の通院付き添い。その後、二人で久し振りの「ひるよる食堂オオハタ。」へ。今度のGW

のイベント(「山ばあを囲む会」)の話などをしながら、いつもの「お任せオードブル」など、季節の美味しい

創作料理をいただいて、美味しくビールやワインを飲んだ。 2025.4.14



「私的祝詞(のりと。大祓詞<おおはらえのことば>)」第36文           

原文「持佐須良ひ 失ひてむ 此く佐須良ひ 失ひてば」

もちさすらひ(い) うしなひ(い)てむ(ん) かくさすらひ(い) うしなひ(い)てば

その全ての罪を持ってさまよい歩き、消し去ってくださいます。このように消し去ってくださいますと、


16:20~18:10、バド部活の火曜日。新入生の見学・体験者は、女子の4名と男子の3名が「新顔」・男子

4名と女子2名が2~3度目の参加。翌日が部活動ミーティング(部登録)なので、このまま男女ともに

6名以上が入部してくれるとうれしい。約2ヵ月振りにオベーション(アコギ)の弦も張り替えて、「本格的

な新年度のスタート」といった感じ。 2025.4.15

「私的祝詞(のりと。大祓詞<おおはらえのことば>)」第37文           

原文「罪と云ふ 罪は在らじと 祓給ひ 清給ふ事を」

つみといふ(う) つみはあらじと はらへ(え)たまひ(い) 

きよめたまふ(う)ことを

罪という罪は全く無くなると、お祓いしていただき、お清めしていただけることを、


16:15~17:50、部ミーティング(部登録)、2・3年生は18:10まで練習、1年生は引き続き、ラケット・

シューズの説明・注文(ラケットショップ・マツダの松田さん来校)。新入部員は、男子6名・女子3名。

女子が思ったより少なかったけど、頑張り屋さんばかりみたい。男子はマジメ系と元気系が半々かな。

「よい出会い」になるように、2年目の外部コーチを頑張りたい。中古のセレナ(日産のミニバン・

ワゴン車8人乗り)が工場に到着。ブラック・ボディの「ハイウェイ・スター」。キーをもらって運転席や

後部座席に乗り込み、エンジンをかけて色々試してみた。これから整備に入るので、納車はGW後に

なりそう。新しい「四輪の相棒」との日々が、とても楽しみ! 2025.4.16

「私的祝詞(のりと。大祓詞<おおはらえのことば>)」第38文(ラスト)      

原文「天つ神 國つ神 八百萬神等共に 聞食めせと 白す」

あまつかみ くにつかみ やほ(お)よろづのかみだちともに きこしめせと 

まを(もー)す

天の神様たちと地上の神様たち、その他のたくさんの神様たちに、聞き入れてくださいと申し上げます。


15:35~18:10、バド部活の木曜日。新入部員の男子(よく練習に来てくれているバド部卒業生の弟)が

1人増えて、7名になった。これで男女合わせて10名になった。家では一昨日のオベーションに続き、

モーリスの弦を張り替え。約2カ月振りの散髪をした後に、中古車納車のための印鑑登録証明書を

提出するため、今日もY自動車へ。「マイ・ブラック・セレナ」が整備中の様子も見られた。知らなかった

けれど、セレナ SERENA には、ギリシャ語で「お月様(ギリシア神話に登場する月の女神セレネ Selene

に由来)の意味があるんだ…。 2025.4.17


15:35~17:45(加賀地区大会初日前日なので早めに終了)、バド部活の金曜日。男子1番手と6番手

(2人とも2年生)が、「体調不良」で学校を欠席。男子2番手(やはり2年生)は17:00頃に早退。それでも

団体優勝を目指す。セレナの代金の一部を、現金で支払いした。この日もバイク「出勤」。 2025.4.18


バド加賀地区大会初日(団体戦とベスト4決めまでの個人戦ダブルス)の土曜日。女子は1回戦、優勝

校(県ベスト4)の小松高校に0-3で敗退。男子は1回戦、小松明峰高校に、2回戦小松工業高校に

3-0で勝利。決勝の対戦校は3年連続、小松高校。結果は1-3で敗退。冬の練習試合では勝って

いたエースダブルス同士の対決に敗れてしまったことが、痛恨だった。シングルス2番手のE君の悔し

涙が印象的だった。個人戦でもベスト4決めで同じ相手に敗れてしまった2人はまだ2年生(相手の2人

も2年生!)なので、6月の県総体に向けて貴重な失敗経験になったと思う。3年生主将を含む2番手

ダブルスもベスト4決めで1-2で敗退したが、同じく3年生・2年生ペアの3番手が「大物食い」で4シード

を破った後、ベスト4決めまで勝ち上がり、2-0で勝利。まずは3位入賞を決めた。その3年生はシング

ルス4番手(1年生の途中から入部。2年生になって一時退部)、2年生は6番手(2人とも中学校では

ソフトテニス部)。2年生中心の団体メンバーなので、来年度こそは男子団体優勝(できれば3冠)を

目指して頑張って欲しい。  2025.4.19


「私的祝詞」のための参考文献、『古事記の世界』(西郷信綱 著、岩波新書)備忘録。「一般に古典の

注釈では、文法的規範や辞典的権威がのさばりすぎており、かかる科学主義(筆者は「主義」に傍点)」

が古典の解釈を毒している例は、ほとんど掃いて捨てるほどあるといえる。これは、科学という概念が

動詞的に働かずに名詞的に凝固し、研究者が古典の言葉を、絶対的観察者の椅子に座って、過去の

言葉として、あとから見ていることに関連する」。うーむ、これを歴史の学び方や教え方に当てはめた

考え方がこれなのでは。「過去を当時の人の眼で見て、経験すること」(J.H.エリオット)。そして歴史を

解するコツ(「補助線」)は、それに加えた次の二つの考え方なのでしょう。「歴史は、現在(未来も)と過去

との対話」(E.H.カー)。「歴史は自分(の内面)と過去との対話」(阿部謹也)。「名詞的に凝り固まって

しまわずに、動詞的に生き生きとダイナミックであれ」という考え方は、カントが「私は哲学を教えるという

より、哲学することを教えたい」みたいな内容の言葉にも通じると思う。…ん? 生きるということを、

名詞的でなく動詞的であるように「試みる」ということか。実存主義哲学の「投企」(自己の存在の可能性を

未来に向かって投げ企てること)という用語にも通じるなぁ。 2025.4.20


1日オフの月曜日。天気は快晴。自宅→勝山(福井県)→自宅で昼食→小松の打木・赤瀬・中海をバイク

で快走。春の花々(山吹のイエローや芝桜のピンクなど)も素晴らしかったけど、やはりこの時期の木々の

若葉の薄グリーンが目に鮮やか! 中海では、鵜川(うがわ)町のハニベ岩窟院を訪れた。高校での遠足

以来? 2025.4.21

  




16:30~18:10、バド部活の火曜日。土曜日の加賀地区大会初日後、久々の部活。ベスト4入りして勝ち

残った男子3番手ダブルスの二人以外は、シングルスのゲーム練習のみ行う。1年生10名全員が、早め

に体育館に来てコート準備をしていたのに感心させられた。朝食後に庭の草取り。午後は部活前に、

北陸と北國の2つの銀行で通帳に記帳し、もうすぐ納車(来週の月曜日に決定!)する日産セレナの代金

を引き出してY自動車への支払いを済ませた。 2025.4.22

 




16:30~18:10、バド部活の水曜日。午前中、「ギタオケ」用のギターコード付き歌詞カードを改良している中で、

これまでコードが判らなかった小椋佳の「思い込み」のギター演奏動画(YouTube)を発見。リストに加える

ことができた。内面的でノスタルジックな歌詞(1題目)は、次の通り。

何よりまして自由なものは 心の中のもの思い   

目をひらく以外に とめるものはない

道を横切り 蝶々が飛んだ

白いテープの ひとすじに

なつかしく思う 遠い運動会

2025.4.23


学校は遠足なので、バド部活お休みの木曜日。昨日や夜の雨で土が軟らかくなっているタイミングを見計らって、

久し振りにお墓周りの草取りをした。お墓までの行き帰りは、これも久し振りにゴミ拾いをした。といっても、尾俣

町は山間の町なので、人家(町の奥。今は3所帯のみ)の集まったエリアを越えてお墓から少し先は山が両側

から迫って道が終わっているため、車や人の往来がほとんど限られていてゴミといってもたかが知れているの

です。家でも冬物(ベンチコートやダウン)の「大物洗濯」や、階段と玄関を中心とした「プチ掃除」に勤しんだ

「いろいろクリーニング」な1日とした。 2025.4.24


15:30~17:30、加賀地区大会2日目(個人戦ダブルス準決勝・決勝、個人戦シングルスベスト16決めまで)

前日の金曜日のバド部活。この日、1年生はサーブ練習の後、ずっとラインズマン。2・3年生はシングルス

のゲーム練習を3回以上、ダブルスで勝ち残った男子はそれに加えて2回のダブルスのゲーム練習を行った。

そのダブルスのゲーム練習で、顧問のS氏が、練習相手の2年生エースダブルスの二人に厳しく・優しくダメ

出し。「大会前日の練習でこんなふざけたプレーをしているから、大会で大事な1ゲームが、1本が取り切れ

ないんじゃないのか」といった内容。…流石です。…と同時に、それをコートサイドで見ていながら、タイムリー

に注意できなかった自分に反省。部活前、事務長さんから、「朗報です。今年度の向出さんは、県の部活

指導員として勤務できることになりました!」と告げられた後の部活での出来事。午前中は、「晩春で初夏」

の東谷口地区の山間の道をサイクリング。花や鳥や蝶や若葉に、目の保養や耳の保養、心の保養など

を満喫した。 2025.4.25


バド加賀地区大会2日目の土曜日。朝イチに、昨日勝ち進んだ個人戦ダブルス準決勝が行われ、本校

男子3番手ダブルスは第1シードの優勝ダブルスに敗退。個人戦シングルスはベスト16決めまで。本校

は男子の4人がベスト16入りを果たし、翌日最終日に駒を進めた。 2025.4.26


バド加賀地区大会最終日(3日目)の日曜日。昨日ベスト16入りした男子4名が、ベスト8に一人(2番手。

2年生)・準優勝に一人(1番手。2年生)と好成績を残した。この二人とベスト16で終わったあと1名の

2年生を含めた3名が中心になって、来年度のこの大会で「捲土重来」を果たして欲しい。午後は町内

会の総会。今年度は会計兼代理者(次年度の町内会長)として、頑張んなきゃ!  2025.4.27

尾俣町区長に向けた備忘録

4.27(日) 14:00~15:30

総会(兼4月取立)

行事保険(1年間)の申込み締切が先日だった。ギリ間に合った(区長)とのこと。5.18(日)8:30から山代

温泉の桔梗丘広場で地域の防災の集い(?)。区長と私で参加。当日、駐車場が無いことに留意。尾俣

町から3名の参加要請(?)のところ2名。報告は区長が行う。


バド部活定休日の月曜日。クラウンの廃車から1カ月と少し経って、ついにセレナを納車。カーステで最初

に聴いた曲は、もちろん「ハイウェイ・スター」(ディープ・パープル。ギターはリッチー・ブラックモア)。セレナ

のグレードが「ハイウェイ・スター」だから(^^;) 京都での浪人時代に、エレキ・ギターで完コピした(今は弾け

ない…)70年代のハード・ロックの名曲。家の車庫で「細かい洗車」(主にウエット・ティッシュで拭き掃除)も

できた。その車庫に並ぶ、自転車(「街角2号」。セレナにも乗った!)・オートバイ(HONDA CB250R

「キャンディ」)と四輪ミニバン(NISSAN SERENA Haighway Star 「(名前はまだ無い)」)の車両トリオが

うれしい。頼もしい相棒のビークル vehicle 「乗り物」たち。 2025.4.28

 

 


バド部GW前半のお休みの火曜日(昭和の日)。午前中の内に、ミニバン SERENA で福井のジェームス

(カー用品の量販店)とアピタへ。前者では遮光シート(夏に備えて)・運転席用マットなどを購入し、後者

では書籍『星空の話』(永田美絵 著、イースト・プレス 刊)やコーヒー豆、地酒などを購入。16:00前、

丸岡町のたけくらべ広場(しだれ桜で有名。キャンプ場は年に2~3回利用)に到着。少し散策した後、

昨日のように SERENA の細かい汚れをウェット・ティッシュなどで拭き取った。17:30頃、宿泊施設の温泉

で湯浴み。18:30頃、帰宅。 2025.4.29


バド部活16:30~18:10の水曜日。加賀地区大会明けの最初の練習は、6月初めの県総体エントリーの

ための校内ランキング戦(シングルスのみ)。育休中の相棒Sさんが準備してくれた対戦表に基づいて、

各グループで熱戦が行われた。私とNさん(今年度の副顧問。地歴公民科の講師)は、1年生(男女とも

全員がバド初心者)にノック等の技術指導。今回は、全てフットワークを取り入れたシャトル打ちとした。

ミニバン SERENA のことは、ボディーのいくつかの擦り傷を、補修ペンでキレイにした。 2025.4.30

~5月~

15:35~18:10、バド部活は、ランキング戦2日目。主将のK君が、練習の冒頭で「緊急ミーティング」を

取り仕切った。その内容は、「部活で声を出して練習することの大切さ…というより絶対条件。加賀地区

大会最終日の応援があまりにもNGだったから。声出さない人は、体育館から出て行ってもらう。先生達

がいう『教育的』とか、関係ないし」。私からの提案は、翌日の練習を1年生との基礎打ちローテ(基本的

なメニューを相手を替えて3回ずつ行う)から始めて、そこで1年生も含めた『声がしっかり出ている練習』

をやってみよう」。「『有言不実行』にならないように。それはK君に失礼だし、そんな人間はみっともないよ」

とも。午前中は、晴天の下、「街角2号」でサイクリング。今回は、大聖寺川沿いのサイクリング・ロード

→菅生磯部神社→三輪神社を走った。汗ばむくらいの陽気だった。 2025.5.1


15:35~18:10、バド部活の金曜日。昨日の「予告」通りの練習メニュー。1年生も含めて、「それなりに」

声が出ていたと思った。「声出し基礎打ち」の後でみんなを集合させて、主将のK君に「百点満点で何点?」

と訊いたら、「70点」ということだった。私は、「30点分は伸びしろだね」とコメント。よい「リ・スタート」になった

と思う。午前中は、新入部員と新2年生の「ネーム・マグネット」を作ったり、加賀地区大会と金沢地区大会

の結果をプリント・アウト(体育館でホワイトボードに掲示)。午後は昼食後に、2時間くらいアコギ・タイム。 

2025.5.2


午前中、バド練習試合(寺井ジュニア来校)の土曜日。GW中の土曜日ということもあり本校部員の欠席が

多かったが、新しい相棒(副顧問)のNさんにたくさんコートに入ってもらって充実した練習試合になったと

思う。午後は夕方に、母と息子(昨日、勤め先のある大阪から帰省)と3人で、明後日のBBQ用の飲み物

やスナック等を買い物。この後バド部活はテスト休みに入るので、私も本格的な連休スタートです。 2025.5.3


「バド部のGW」初日の日曜日。10:30頃、バイクで越前大野に向けて出発。常連の「食堂ときわ」が

混んでいた(いつもの駐車場も満車!)ので、「きなり」という発酵食品(大野は湧き水で、「発酵の町」)と

自然の食材を中心としたメニューが特長の食堂へ(2回目?)。人気のランチ(1日限定20食)を美味しく

いただいた。帰りに、永平寺近くの宇坂大谷町にあるいつも気になっていた白山神社(大小の鳥居が

前後して、森の緑に半分埋まったように見える質朴な印象)に立ち寄り、少しアコギ。帰宅後はバイクの

洗車→自転車で山代温泉総湯へ。晩は息子と、私の手料理でプチ・飲み会。 2025.5.4

 


恒例、「山ばあを囲む会」開催の「こどもの日」月曜日。生後約9カ月になるD君(甥の息子)も部分参加

して、大いに盛り上がった。姪も今月中には第一子(女の子)が誕生する予定なので、次回、妹の還暦

祝い(誕生日近くの9月後半)では、メンバーが一人増えて(赤ちゃん2人を含む)9人になる! 午前は

納屋の断捨離(3回目。まだ半分くらい)の続きを、私と妹と息子の3人で敢行。12:30頃から、その納屋

の屋根付き屋外スペースでBBQ→15:00頃から、自宅でも飲み→18:00頃、散会。 2025.5.5


GW最終日の火曜日。昨日のBBQ日和と打って変わって、雨で寒い1日だった。午前中少し読書した後、

SERENA で福井のアピタとジェームスへ。前者では、映画DVD「ずずめの戸締まり」と書籍『正真偈講座』

(梯 實圓 著、本願寺出版社 刊)などを購入。後者では、助手席や2列目席用のマットや消臭用具など

を購入。片山津温泉総湯に浸かって帰宅。 2025.5.6


「私的正信偈」の歌詞作成スタート。できるだけ、七五調で作ってみる。漢文の原文と交互に、弾き語って

もいいかも。これで聴く人に、意味が伝わる。晴天の下、 SERENA の洗車。先日購入したステッカーを

貼ったり、昨日買ったドア周りの防護テープなどを装着して、ますます愛着のカスタマイズ車になってきた。 

2025.5.7


母の通院付き添い→一緒に昼食(診療所のある加賀温泉駅前のアビオシティ内の食堂)。少し休んだ後、

SERENA で小松の山屋楽器に行き、アコギ(3台分)の弦とフィンガー・イーズ(弦を滑らかにするスプレー)

を購入。久し振りに木場潟の遊歩道(6.4㎞)を歩いて、粟津温泉総湯に湯浴みして帰った。 2025.5.8


今年初(1回目)の災害ボランティア。6:45頃に SERENA で自宅を出発。小松IC-金沢西ICの高速を

使ったし、金曜日なんだけど、のと里山海道までの下道が混んでいて少し焦った。それでも集合時間の

9:00丁度に、羽咋(はくい)郡富来(とぎ)町の富来行政センターに到着。6人のチームに軽トラ3台。

二人ずつペアになって依頼者のHさん宅へ。私は富山県高岡市から何回もいらしているUさん(介護の

仕事をされている男性で、「退職後の今はフレキシブル出勤」)に軽トラを運転していただいて助手席に。

他には、ベテラン的なリーダーのTさん(40代? 女性)、京都からいたした男性(50代?)、大阪からの

男性二人(大学4回生。消防士を目指して就活中)がチームメンバー。ミッションは、震災で全壊した

家屋の片づけ。廃棄物処理場を午前中2回・午後2回の4往復した。大坂の大学生と軽トラで一緒に

なった時に、「僕、世界史が好きなんです。特に、中国史が」と話してくれて、富来の福浦港の歴史

(渤海の使節が、唐の時代に国交の拠点としていたことなど)などができて楽しかった! 雨は帰り道

で少し降られたくらいで済み、曇っていたお陰で直射日光にさらされることもなく、合計4時間くらい

頑張れた。この行き方(ボラバスは利用しないで、自家用車で現地往復)で、今年は「月イチ以上」の

ボラ参加(去年は6~11月に、6回)を目指したい! 2025.5.9


富来町での災害ボランティア明けの土曜日。基本、読書やアコギでゆったりと過ごした。前者は『枕草子』

の後半の一部、後者は久し振りに原曲をプレーヤーで鳴らしながらの弾き語り。夕方、お墓の草取りへ。

その後、母と恒例の買い出しへ。晩に、映画DVD「二十歳のソウル」鑑賞。映画の原作本を拾い読み

しながら、就寝。 2025.5.10


アコギのストラップをさらに短くしたら、立って弾いている時も座って弾いている状態に「限りなく」近くなって、

指が横の弦に触れるミスタッチがほとんど無くなった。「腰弾き」の見た目を重視して、高校の時から立ち

弾きの際には低い位置で弾いてきたギター。去年、初めてストラップを少し短くして、この日、自分に

フィットした(指が短くて太め。腕もあまり長くない)形にした。それでも負け惜しみではなく、こう思う。

見た目・カッコ良さを重視して引き続けてきたことは、「プラマイプラ」だったと。15:00頃、 SERENA で

鳥越村を通って金沢の大豆田(まめだ)へ。市民芸術村の駐車場から、少し買い物した若宮の「パソコン

の館」(実は、バイクグッズも充実。大豆田に引っ越してからずっと会員)まで往復歩いた。小雨が降り

始めた中、粟津温泉総湯に湯浴みして帰宅。遅めの夕食後、イーストウッド主演の映画DVD「人生の

特等席」を鑑賞。 2025.5.11


姪が無事出産。ライン上でのやりとりで、そのよろこびを「山ばあを囲む会」メンバーで共有した。午後に

バイクで、アコギ(ノクターン)を携えて福井の鷹巣海水浴場へ。波打ち際近くにバイクを駐めて、まだ誰

もいない(海の家もセッティングされていない)渚に、船底を空に向けて俯せになっている小さなボートに

腰掛けて、1時間以上弾き語り。夕方には少し気温が下がって寒くなったので、帰宅後はチャリで山代

温泉総湯へ。晩のDVD映画は、イーストウッド続きで「トゥルー・クライム」を鑑賞。 2025.5.12




午前中は、 Word のテンプレを使って履歴書を作成。2年後の2027年度採用(某大学の非常勤講師。

担当科目は教師論、特別支援教育論、教育課程論)の「可能性」に向けて、動き始めた。午後は、

SERENA にアコギを乗せて越前大野へ。お醤油と地酒とコーヒー豆(いつもの「モモンガ・コーヒー」は

お休みだったけど、近くに「自家製」(?)自販機がある)を購入し、寺町を中心に散策。帰りは九頭竜

川沿いの国道脇の公園にある四阿(あずまや)で、90分くらい立ち弾き語り。丸岡温泉(たけくらべ)で

湯浴み。晩のDVD映画鑑賞は、この日もイーストウッド作品で「目撃」。 2025.5.13

 


午前中、母の通院付き添い。午後は、 SERENA にテントや焚き火台、アコギ(モーリス)などを積み

込んで、ネットで天気予報を確認して急遽予約したキャンプ場(今庄365号線スキー場)へ。GW前に

購入したタープテントを初めて設営し、近くの温泉(杣山<そまやま>町の蓮はな温泉)で湯浴み→

コンビニでビール・地酒や夕食・朝食などを買う→テント横でソロキャンプ。雲一つ無い夜空なのに、

星空が思っていたほど輝いていない…と思いきや、ほぼ満月のお月様が東の空から昇ってきたの

でした! それを眺めながらの「アコギな夜」…お客さんは私と一組のご夫婦だけでした。 2025.5.14

 


越前今庄(いまじょう)のキャンプ場で迎えた朝。キャンプ用のミルで挽いたコーヒー(豆は先日、大野で

購入したモモンガ・コーヒーのダーク・ロースト)を淹れて、ゆったり朝食。少し読書(『星空の話』<永田

美絵 著、イースト・プレス>)して、チェック・アウト近くの11:00までに撤収。その後は、泉鏡花の掌編

『夜叉ヶ池』所縁(ゆかり)の夜叉ヶ池が見たくて山間の道を車で進んだが、広野ダムの処で「夜叉ヶ池

登山道までの道、工事中」との看板に遭遇。諦めて、去年の夏にも立ち寄った今庄の宿場町跡へ。

今回は、車を停めてゆっくり約1㎞の町筋を歩いた。途中、蕎麦屋さんに入り、「おろしそば」(国鉄時代

で終わったのかどうか、以前、北陸線の駅のホームの立ち食い蕎麦が「今庄蕎麦」だった)をいただいた。

とても美味しくて、少しだけ店長さんと蕎麦の話や今庄宿の話ができた。駅の土産物店で、地酒を買い、

帰宅の途についた。 2025.5.15

 


学校は中間考査最終日の金曜日。バド部活は、10:45頃~12:40。テストその他の終了時間が、学年など

でバラバラ。それでも、1年生が全員体育館に入った時点で部活スタート。その1年生との基礎打ちローテ

ーション→ダブルス中心のゲーム練習で、6月初めの県総体に向けた、「よい初日」になった。 2025.5.16


午前中バド部活の土曜日。松任高校男子7名と合同練習。卒業生も、去年の3年生(男子2名・女子1名)

を中心に7名も来てくれて、ノッカーや1年生の基本練習役を務めてもらった。松任高校の顧問のKさんと、

「総体後の7月には、初心者の1年生同士のゲーム練習もしたいですね」と話をした。

「ことだま備忘録」

1.「壁にぶち当たることは何度もある。そのときに大切なのは『壁をうち壊す力のある 言葉をいくつか』と、

 人と違う自分の『変さ値』をしっかり持つこと」(鎌田實 『17 歳のきみへ』から。5.13朝日新聞朝刊「折々の

 言葉」より)            

2.「人徳のある変人であれ」(田中和吉。「北国街道 今庄宿 まちめぐりガイドブック」 より) 2025.5.17


「バド×スピ!(バドミントン・スピリット)」というサイト(いつでも閲覧できるように、アイコンがデスクトップに

常置)に、次のようなニュースが紹介されていた。3月末の2日間で、「全国公立高等学校バドミントン研修

大会」(後援:スポーツ庁、日本バドミントン協会他。今回で3回目の実施)が東京と埼玉で開催され、インター

ハイ出場(団体戦で県1位など)を目指す公立高校(各都道府県2位、3位校)が、今回は58チームが参加。

そして石川県からは金沢泉丘高校が、「東京大学、京都大学を含めて多数の国公立大学合格者を出す県内

ナンバーワンの進学校」として参加していることも記事に出ていた。「文武不岐」の言葉や、泉丘の選手の

コメント(「進学校であるがゆえにモチベーション維持が難しい中で、この大会があることが支え」)も紹介され

ていて、小松高校や金沢二水高校でのバド指導の日々を懐かしく思い出した。また、「ブラック部活」的な

批判がますます強まっている部活動指導についても、以下の様な「理想」が掲げられて「膝を打った」。「学校

での教育活動の一環として行われる部活動。学校指導要領総則には、『生徒の自主的、自発的な参加により

行われる部活動については、学習意欲の向上や責任感、学校教育が目指す資質・能力の育成に資するもの』

(一部要約という一文がある。今大会はそれを体現するきっかけにもなり、教育的価値の高い機会になって

いる」。そういえば、こんな替え歌を作って「ネタ」にしてたっけ。~♪~授業は生徒指導 本当は生徒指導 

 罪と罰乗り越えて 部活も生徒指導 大切な生徒指導 アメとムチではなく~♫~
 
午後から SERENA で福井のアピタへ。本は『ブルーバックス みんなの高校地学』(講談社)、『ビギナーズ・

クラシックス 水滸伝』と『ビギナーズ・クラシックス 論語』(どちらも角川ソフィア文庫)を、映画DVDは

「ジャージー・ボーイズ」と「アメリカン・スナイパー」を購入。キャンプ・グッズも安くなっていたので少し買い

足した。帰りは、丸岡温泉のたけくらべキャンプ場でアコギと湯浴み。晩は、ネットで流れていた映画「戦国

自衛隊」(旧作)を全編視聴してしまい、その勢いで「積ん読」になっていた原作本(半村 良 著、角川文庫)

を半分くらい読んだ。 2025.5.18




バド部活定休日の月曜日。昼過ぎに、キャンプ・グッズ(ガスバーナー、チェア、簡易テーブル、コーヒー

豆用ミルなど)とアコギを SERENA に載せて、今年初の西俣キャンプ場(小松市)近くの広場へ。レトルト

のカレーと淹れたてのコーヒーを楽しんだ後は、読書(『戦国自衛隊』の続き)とアコギ。新緑を揺らす、

いい風が吹いていた。帰りは粟津温泉総湯。晩に映画DVD、イーストウッド監督作品「ジャージー・ボーイズ」

を鑑賞。公開当時、金沢の大豆田に住んでいて、その貸家から自転車でレイト・ショーを観に行ったこと

を懐かしく思い出した。あの夜も、いい風が吹いていたような…。 2025.5.19




16:45~18:15、バド部活の火曜日。おそらく1ヶ月以上振りに、ゲーム練習に参加(相棒のSさんとダブルス)。

そして…2試合目の男子1番手(実質、加賀地区2位)ペアに2-0で勝ってしまった。…まあ、ほとんどSさん

のお陰ではあるが、「負けちゃダメでしょ」と思ってしまった。…でも、やっぱり勝つとうれしいもの。ゲームの

途中で、15年くらい「エクスカリバー」と名づけて愛用(あの「オグ・シオ」ペアも使っていた)してきたラケットが、

Sさんのラケットと接触してフレームが折れてしまった。「何代目かのエクスカリバー」を買わなきゃ! ゲーム

の前に、Sさんから「私も SERENA で、色も黒にしました」(昨年ご結婚、今年ご出産。ファミリー・カーの購入

を決めたとのこと)と申し訳なさそうに「告白」されてしまった。私としては、 BADMINTON 同志かつ BLACK

SERENA 同士になって、とてもうれしい。 2025.5.20


16:30~18:15、バド部活の水曜日。前日のフットワーク練習の際に顧問のSさんから「強く叱責」された女子

部員3名(3年生2人と2年生1人)が、「釈明」に来ず、部活もほぼ無断欠席。3年生2人は、県総体直前・

卒部直前であるのにかかわらずのまさかの事案。部にとって、そして何より彼女達にとって、チームにも

個人にも大切な「気づき」があればいい…それを本人だけでなく保護者の方にもわかってもらいたいという

ような話を、私とSさんで相談した。この日はシングルス練習の日。私も昨日に引き続いて、「まだ負けられ

ない」部員と2ゲーム。 2025.5.21


16:35~18:15、バド部活の木曜日。件(くだん)の女子部員3名の中の、2年生女子が部活に戻っていて

一安心。体調不良ということで、シャトルの整理をしてもらった。部活が終わって事務室に体育館の鍵を

戻しに行くと、M校長から辞令(「県の部活動指導員」に任命)をいただいた。あらためて背筋が伸びた。

読書備忘録:

1.「そういうことはジャズの本質だね。それにジャズは即興芸術でもある。シーンのテンポを決めるとき、

 ジャズマンみたいにすることがたまにある。ジャズマンが与えられた主題をアドリブするとき、リズムが

 自然に決まってくるようにね。そういうことは、撮影のときにも、編集のときにもある。偶然が差し出して
 
 くれるものをいつでも受け入れられるような態勢でいたいんだ。(中略)ものごとには骨組みが必要だが、

 融通が効かないようでは困る。どんなにしっかりした骨組みがあっても、そのときどきの思いつきを組み

 込む余地がなければだめなんだ。」(イーストウッド)

2.「アクシデントがなければアートもない。写真でも映画でも言えることだ。ある女優にこう言われたことが

 ある。『あら、いやだ! わたしがへまをしたところを全然カットしないのね!』って。で、わたしは答えた。

 『きみのへまが素晴らしかったんだ!』ってね。臨機応変の演技は何ものにも代えがたい。」(イーストウッド)

3.「運命に逆らい、力づくでそのコースをねじ曲げることに人間の偉大さがあるのではなく、たとえみじめ

 で堪え難い運命であろうと、誰とも共有できないおのれだけの運命に正面から向き合い、その運命を果て

 までたどり、ついにはそれを肯定し、受け入れることにこそ人間の尊厳があり、生の証がある。

  人間が運命に導かれるままの無力で受動的な存在であるとしても、与えられた運命をみずから選びとり、

 自分だけに固有の生を肯定し、祝福することは、あくまでアクティヴで気高い行為である。そして、その孤独

 な試練に堪え得た者だけが、イーストウッドの映画のヒーローになる資格をもつ。」(訳者 あとがきより)

(『映画作家が自身を語る 孤高の騎士 クリント・イーストウッド』(マイケル・ヘンリー・ウィルソン 著、

石原 陽一郎 訳 フィルムアート社 刊)        

1.と2.については、映画の撮影や編集、写真や映画などのアートだけにあてはまることじゃなくて、授業や

 部活にも言えることのような気がする。

3.について。「与えられた運命をみずから選びとる」という言葉は、「与えられた(受動的)」と「みずから選び

 とる(能動的)」で逆説的。仏教思想の他力と自力のコラボ(相応)に近いような気がする。 2025.5.22




15:35~18:15、バド部活の金曜日。3年生にとって、通常メニューはこの日でフィナーレ。来週火曜日からは、

団体戦シミュレーションを含めたゲーム練習が中心。男子団体メンバー6人は、翌日の金沢錦丘高校での

練習試合に備えたものに。「先生とシングルスしたい」と言ってきた3年生男子のF君は団体メンバーには

入っていないけれど、上手になってきた選手。ファーストゲームをギリ取られて、セカンドゲームをギリ取り

返して時間切れの引き分け。部活前は、いつもの読書とサイクリングとアコギ。それらが「日常的」ならば、

やはりバド部活は「非日常的」…あれ? 定年前は逆だった? ま、今は今のコラボレーション。大事なのは

バランスなのかも。 2025.5.23


午前中、学校で練習→金沢錦丘高校で練習試合(男子5名。1番手のF君は発熱のため不参加)。午後は、

野々市のバイクグッズ・ショップ RICO LAND へ。好きな色とデザインのオールシーズン用のライダーズ・

シューズが、旧式モデルという理由で安く出ていて、迷わず購入。その「足」(お店で履き替え)で、美川の

BADMINTON 専門店ラケット・ショップマツダへ。先日、フレームが折れてしまったバドラケの後継ぎ(「シン・

エクスカリバー」と命名)を、松田さんの助言もいただきながらチョイス・購入。シューズもラケットも、よいもの

が買えてよかった。 2025.5.24


小雨、時々曇りの日曜日。前から、とても楽しみにしていた飲み会(「寺高地歴公民科研修旅行」メンバー

5人…とはいっても、今も寺井高校にいるのは数年前から私のみ。辰口町の居酒屋「あぐらや」にて)が

あった。これまでの研修旅行の思い出話や、今年度(2年前の前回同様、2月を予定。3年生の担任を

されているメンバーに配慮)の旅の計画などで大いに盛り上がった。私は、持参した書籍『「豊臣政権の

貴公子」宇喜多秀家』(角川新書)に、その著者でメンバーの「知恵袋」「歩く歴史ディクショナリー」大西泰正

(やすまさ)さん(今は金沢城調査研究所所員。宇喜多秀家や前田利家などに関する多くの著作あり)から

サインをもらった!(これで3冊目。内容はもちろん、大西さんの文章が持つ風韻が好き) 2025.5.25




バド部休養日で1日オフの月曜日。午前中は主に、昨夜の飲み会でサインをもらった大西さんの著書

『「豊臣政権の貴公子」 宇喜多秀家』の再読を進めた。午後からは、いつもの福井県のアピタへ

( SERENA で)。先週同様、キャンプ用品が安かったので、1~2人用のコンパクトなシェード(日陰や

着替え程度のスペースを提供してくれるミニテント)などを購入。これで、今年の夏は海水浴…ていうか、

川や湖で泳ごうかな? 帰途、継体天皇の母、振姫(ふりひめ)所縁の地とされる坂井市丸山町の

六呂瀬古墳群の四阿(あずまや)で、90分くらいアコギ・タイム。45年くらい弾いているモーリスで、いい

感じに弾き語ることができた。古墳の案内板に、「継体天皇の『継体』とは、『国体を継承する』の意味」

というような説明が書いてあった。この継体天皇の史跡が福井県や岐阜県などに多く在って、これまでも

度々バイク・ツーリングなどで「偶然」訪れているフシギを思う。「必然」? 何かのお導き? なんちゃって。 

2025.5.26




バド部活16:30~18:10の火曜日。天気がよいので、自転車でお墓へ。草取りなどで汗を流した。11:00から

は母の通院付き添い。昼食を、粟津駅近くの「お多福」(久し振り! 10年くらい以上振り?)で楽しんだ。

部活は、来週の今日が県総体前日ということで、基礎打ち(1年生同士の打ち合いもあるので、10分基礎

打ちではなく、メニューを絞って14分間で実施。このことが「思わぬ収穫」)→2・3年生は団体戦シミュレー

ションを含むゲーム練習・1年生は私とノック練習(三角コーンにラケットを「包丁の持ち方」でタッチして、

2球連続で打つ。メニューはスマッシュ→カット→クリアー→ドライブ。スマッシュから始める理由は、フット

ワークに余裕をもたせることと打点を前にしたカットやクリアーを打てるようになるため)→1年生同士で

ゲーム形式のラリー(打てる人が「先生役」。ミスしたら交代)。14分間基礎打ちの「思わぬ収穫」とは、

時短のためのメニュー、カット・シーソーとスマッシュ・シーソーが、1年生には難しい内容ではあるが、

カットやスマッシュを前に出ながら打たないと相手に打たれたネットショットを返せないので、前後のフット

ワークが自然にできてきたこと! こんなに長く初心者にバドミントンを教えていても、まだまだ教え方で

気づくことがあるんだなぁ。 2025.5.27


16:30~18:10、バド部活の水曜日。午後にバイクで小松市の西俣キャンプ場近くの広場に出掛け、12:30

~15:30の約3時間、アコギタイム。立って2時間、座って1時間。瑞々しい新緑が踊る山間(やまあい)の

広場は、平日ということもあり誰もいなくて、いつもよりボリューム上げで弾き語りができてとても気持ち

よかった。バイクなので、持ち運びやすいトラベル・ギター「ノクターン」をチョイス。 2025.5.28

 


15:30~18:10、バド部活の木曜日。『子どもスポーツ練習Q&A やってみようバドミントン』(松村 美智子

 著、ベースボール・マガジン社 刊 2024)の「どうしたらロブを遠くへ飛ばせますか?」のページを参考

にして、1年生(今年度は、全員がバドミントン初心者)との練習に取り込んでみた。それは、「手投げされ

たシャトルを、1歩フットワークしてロブを打たずにラケットでシャトル・キャッチ→そこが打点になることを

確かめる+テイクバックを小さくしてロブを打つ」の繰り返しノック。フォア・バックそれぞれ2セット。フォア

でのロングサーブが苦手な1年生が多いので、打てるようになるきっかけになるといい。晩に映画DVD

「シン・ゴジラ」鑑賞。 2025.5.29




15:35~18:10、バド部活の金曜日。朝食後、自転車で久し振りに「新緑・深緑」の桂谷町へ。午後は、一昨日

同様、 SERENA にアコギを積んで小松市の西俣キャンプ場隣の広場へ。先日購入したシェードテントを設営

して、約2時間、アコギ・タイム。「キラキラ音」のオベーションが大活躍。 2025.5.30




午前バド部活の土曜日。本校卒業生が男女合わせて6名、県立工業と石川高専からも男子卒業生

それぞれ1名が来てくれて、顧問の先生方お二人も「大車輪」で動いてもらい、まるで練習試合のような

半日練習ができた。これは本校バドミントン部の大きなアドバンテージだと思う。財産だと思う。夕方は

少し早めに母と、1週間分の食材等の買い出し。晩は5月最終日なので、町内会があった。 2025.5.31

~6月~

午前バド部活の日曜日。いつもは休養日の日曜日を練習日にしたのは、県総体直前だから。大会に

エントリーしている2・3年生は、欠席した女子2名以外は全員参加。コーンタッチ(ラケットは「包丁」の

持ち方で)ノック2セット(初心者の1年生はスマッシュ、2・3年生はフリー)後、団体戦シミュレーションを

含めたゲーム練習。午後は、昨日ネットで予約した福井県のたけくらべキャンプ場へ。テント等を設営

した後は、竹田川上流の龍ヶ鼻ダム(初)と千戸の家(十年ぶり2回目。入館は16:00までなので、できな

かった。周辺を散策)を SERENA で訪れた。8号線沿いのスーパーマーケット「ピアゴ」で買い出し→

たけくらべキャンプ場敷地内の宿泊施設「丸岡温泉たけくらべ」で入浴→焚き火とアコギで0:00頃まで。 

2025.6.1

 


たけくらべキャンプ場で起床。昨日とは違って曇りでも「薄曇り」のお天気で、時折、芝生が日向(ひなた)

で輝く1日だった。そんな芝生の広場にキャンプチェアを移動させて、予定していたように文庫本『百年の

孤独』(ガブリエル・ガルシア=マルケス 著、新潮文庫。一昨年、日本で初の文庫化)を読み始めたら…

あまりの面白さ(骨太のストーリー展開もさることながら、グロテスクなユーモアを含んだ細部も)にどんどん

読み進めてしまい、気がついたら16:00を過ぎていた! それでも長編なのでまだ半分(一旦、クライマックス

があったが)、素晴らしい読書の楽しみが続く。帰宅後、洗車→自転車で山代温泉総湯へ。晩に映画DVD

「竜馬暗殺」(黒木和雄監督、原田芳雄主演)を、『百年の孤独』の最初のクライマックスのこんな台詞に

込められたドラマを「バトン」にして鑑賞。「絶大な権力にともなう孤独のなかで、彼は進むべき道を見失い

はじめていた。占領した町々で歓呼して迎えるが、恐らく敵にも同じことをするにちがいない民衆にうとましさ

を感じた」。ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』が父(冒頭で殺害される)と息子たち(兄イワンと

弟アリョーシャ)を中心にした物語なら、このマルケスの『百年の孤独』はそれらに加えて、何とも魅力的な

母や悲劇的な妹が力強い存在感を発揮している物語。前者は未完で終わっていて、弟アリョーシャの

「あり得たその後の物語」(宗教家から革命家になり、理想と現実に苦悩するんじゃないか、という評論を

読んだことがある)をマルケスはこの作品で描きたかったんじゃないのかなぁ。それを読ませてもらっている

ような、うれしい感慨を抱いている。 2025.6.2




16:30~18:00頃、バド部活の火曜日。この日は県総体の前日。正規ポイント(21点3ゲーム)の団体戦シミュ

レーションと、3回戦まで15点3ゲームの個人戦を意識したゲーム練習を実施した。長嶋茂雄さんの訃報を

聞いて、小中学校の頃「野球少年」…までじゃなかったけど、かなり野球好き(中学校では野球部に所属)

だったので、感慨深いものがあった。その「メークドラマ」への憧れが、高校教師になってからのバドミントン部

活指導に反映されていると思う。そのバド部指導の相棒Sさんが SERENA で初出勤。私はその隣に私の

SERENA を駐めてツーショットの写真を撮った。 2025.6.3

 


バドミントン県総体初日。男子団体戦は1回戦快勝(対小松明峰高校3-0)、2回戦完敗(「常勝」金沢

市立高校を破って優勝することになる金沢学院附属高校に0-3)。女子団体戦は1回戦敗退(対金沢

高校)。個人戦はダブルス1回戦が行われ、本校は男子4ペアのうち3ペアが勝ち上がり、女子3ペアの

2ペアが敗退(シードされた1番手ペアは翌日に試合)。解散時の私からのコメントは、以下の通り。「3年

生の試合を中心に、ラリーを諦める試合や自分からミスを連発して自滅する試合がゼロだった。そのこと

がうれしい」。 2025.6.4


バドミントン県総体2日目。ダブルスとシングルス1回戦が行われ、本校は男子ダブルス3ペアと女子ダブ

ルス1番手が格上の対戦相手に善戦。シングルスは男子9人のうち6人が、女子7人のうち3人が勝ち

上がった。解散が19:00過ぎになったので、振り返りの集合を簡略化。私は「金沢の定宿」ビジネスホテル

東楽に、いつもの満天の湯での入浴後チェックイン→アコギ(モーリス)を携えて大豆田のいいとこ鳥本店

(21:00頃着)→いつもの犀川河畔で弾き語り(22:15頃~11:45頃)。 2025.6.5


バドミントン県総体3日目。シングルスでベスト32に入り、翌日の最終日に駒を進める部員はいなかったが、

3年生(特に男子主将K君)を中心に「最後までラリーを諦めない・ミスを連発sいて自滅しない」ゲームを

頑張ることができた。全員初心者で応援のみの1年生達にも、お手本になるプレーを見せてくれた。 

2025.6.6


前日までバドミントン県総体引率だったので、貯まった家事を済ませ、ゆったり読書とアコギ中心の土曜日。

それでもお墓の草苅と、去年の10月から近くに住んでいる甥への「草苅機のレクチャー」(試しとして、甥宅

の庭の草苅を一緒に行った)を楽しく頑張った。備忘録:先週火曜日に、金沢大学資料館で開催中(金曜日

で終了)の「金大学生寮の軌跡 -白梅寮篇-」を見学した。「自治と寮文化のコラボレーション」を通して、

寮生の気風が長く大切に育まれていたことに感銘を受けた。 2025.6.7




1日オフの日曜日。天気もよいので、久し振りにバイクで「山福井プチツーリング」。越前大野の市街地に

は寄らずに、九頭竜川上流の「道の駅 九頭竜湖」へ。「舞茸うどん」(蕎麦は完売)をいただいた後、周辺

を散策。帰途には、中部循環道の荒島IC近くの勝原(かどはら。去年の4月に初めて訪れた。たくさんの

花モモや桜で美しい公園がある)にも立ち寄り、山中温泉総湯で湯浴みして帰宅。 2025.6.8

 


トム・クルーズがバイクごと山の頂から大ジャンプしてみせた前作(「デッド・レコニング PART ONE 」。2度、

映画館で観た。その後、DVDも入手)の公開から2年、待望の続編「ファイナル・レコニング」を福井アピタ

のコロナワールドで鑑賞。まさかのシリーズ第一作目「ミッション・インポッシブル」(ブライアン・デ・パルマ

監督。1996年公開)のストーリーと「連結」(回想シーンでも、旧作がそのままインサート)! 晩に、前作を

ホームシアターで「復習」。「ミッション・インポッシブル」以外の出演作との「コラボ感覚」も随所に見られて

(「ラスト・サムライ」など)、「トム・クルーズ沼」にはまってしまいそう。「填(は)まる」って書くんだ。「装填」

されるということか。1962年生まれの「同世代」俳優に。 2025.6.9




いよいよ北陸も梅雨入り。バド部活は体育祭(火曜日開催予定が、雨天のため金曜日に順延)直前で休みに

なり、運動不足を鑑みて、午後に SERENA で小松ドームへ。外周の1周約400メートルを1時間強で10周ウォー

キング。その後、隣の公園にある四阿(あずまや)でアコギ・タイムを約2時間半。火曜日は粟津温泉総湯が

休みなので、木場温泉に浸かって帰宅。 2025.6.10




バド部は、この日も体育祭関係でお休みの水曜日。午前中は母の通院(月イチの加賀市医療センター)

付き添い。午後は梅雨空の下、 SERENA で福井のアピタへ。近くのカー用品店と初めて入ったブック・

オフで少し買い物(ナンバープレート・フレームや中古映画DVD)をした。その後、アピタ(休業日)の中に

ある映画館で、2度目の「ミッション・インポッシブル ファイナル・レコニング」を鑑賞。今回も、帰り道で

別所温泉に浸かった。晩は雨も上がり、お月様は薄い雲を纏った満月で気温も低くなかったので、近くの

尾俣川の畔でアコギ。たくさんの螢が、リスナーになってくれた! フィンガリングの静かな曲がお気に

入り? 2025.6.11




学校が創立記念日で、バド部活が午前練習…ということを失念してしまった木曜日。「翌日が体育祭

(水曜日実施予定だったが、雨天順延)だから、準備とか練習とかあって、部活は放課後でしょう」と

思い込んでいた! そんな午前中は、来週水曜日から2泊3日でのバイク・ツーリング(津・大津・

ツーリング)の計画を立て、宿を予約するなどした。午後は SERENA の洗車等→木場潟1周ウォー

キング→粟津温泉総湯湯浴み。 2025.6.12


9:00開会式、13:40頃閉会式の体育祭が行われた金曜日。その後、散髪して帰宅。久し振りに、自転車

で粟津温泉総湯まで。片道およそ45分の距離が短く感じた。

備忘録:

「長嶋さんが話題にしたのは、『他力』というテーマだったのである。プロ野球と『他力』」「キャッチボール

だってひとりじゃできないですから」(6月12日 朝日新聞朝刊 「長嶋茂雄という人」<五木寛之 寄稿>

より) 2025.6.13


午前中バド部活の土曜日。先日の県総体が終わって卒部した3年生男子1人・去年の3年生男子が2人

・一昨年の3年生男子が1人・3年前の3年生が男女1人ずつ・その一つ上の3年生で高校時代はテニス

部のY君という、ナント総勢7人が参加してくれた。おかげで、1学期期末考査前の最後の半日練習が

とてもよいものになった。午後はゆったり休養。晩にアコギ(モーリス)の弦張り替え。 2025.6.14


午前中は町の人夫(にんぶ。共同作業)で、草苅と電柵(イノシシ対策)設営。天気予報通り雨天だったが、

小雨程度で収まったのでよかった。それでも気温や湿度が高くて、汗だくに。10:30頃に終了→帰宅して

シャワー・休憩→12:00から公民館で「五月休み」(五月は旧暦? 町内での飲食会)。14:30頃に散会し、

家で昨日に続いて2台目のアコギ(オベーション)の弦の張り替え。夕方、自転車で山代温泉総湯へ。

晩に、映画DVD「コンタクト」(ジョディ・フォスター主演、ロバート・ゼメキス監督)を鑑賞。 2025.6.15


久し振りの1日オフの月曜日。気温30度越えで暑いけど、 SERENA で「海福井」へ。三国の道の駅で休憩

→鮎川園地キャンプ場散策(何度目かの下見?)→丹生(にゅう)の道の駅で昼食(葉わさび蕎麦)→いつも

のアピタ大和田店(隣のブック・オフへも)。買ったのは中古DVDで「ターミネーター」「ダーティーファイター」

(クリント・イーストウッド主演)「ミスティック・リバー」(同 監督)、古書で『カラマーゾフの兄弟 1』(光文社

 古典新訳文庫。新潮文庫の旧訳は、かなり以前に読んだ。2~4は、このあと入手する)、今年出版された

ばかりの『族長の秋』(ガブリエル・ガルシア=マルケス 著、鼓直 訳、新潮文庫)、地酒「梵 艶」。帰途、

六呂瀬古墳公園の四阿(あずまや)でアコギ(2時間越え)→最近よく入っている別所温泉(年中無休。

100%源泉掛け流し)で湯浴み。晩に玄関先で再びアコギ(1時間越え)。古墳公園はかなり標高が高くて

涼しく、玄関先も夜風が心地好かった。暗譜しているレパートリー、全部通しで演奏したら5時間越え? 

まだ「朝までやれない」か。 2025.6.16




午前中は母の通院付き添い。16:20~17:40頃、バド部県総体振り返りミーティング、3年生卒部式、1・2年生

出発式。「新しいゴール」と新しいスタートのミーティングになった。その後18:20頃まで、新しい主将のN君

(高校始めで、現在3番手)を中心に、1番手F君と4番手T君が「自主練」。私はそれに付き合って帰った。 

2025.6.17


2泊3日のバイク・ツーリング「TWO TSUs TOURING」(大津→津)初日。「この日は移動だけ」と決めて

いたので、9:00~10:00頃、寺井の村上モータースでオイル交換等の定期点検をしてもらい、実際の自宅

出発は10:30頃になった。いつもの越前大野→岐阜白鳥ルートは通行止め(土砂崩れで工事中)なので、

初の越前池田→岐阜揖斐川ルートを利用。思わず声を上げるような素晴らしい景色がいっぱいあって

快走できたが、いかんせん1㎞越えの長いトンネルが多く、しかもトンネル内の路面が地下水(?)で濡れて

いてバイクの前面から下部が薄い泥水で…。大垣で少し道に迷ったら、「まるで引き寄せられるかのように」

松尾芭蕉結びの地(「奥の細道」のゴール地点)に出くわした。桑名と大垣をつなぐ水運の地で、川にかかった

朱塗りの木橋に見覚えがあった。記念館でも紹介されていたアニメ映画の佳作「聲の形」の「ロケ地」だった! 

ここからは桑名→四日市→鈴鹿→津と「伊勢路」を南下。17:30頃、宿着。トラベル・ギター「ノクターン」を携えて

飲み屋(駅近くの「庵 JUJU 」)へ。堪能した地酒は、桑名の「颯(はやて) 夏純米 無濾過生酒」と伊賀上野

の「すっぴん るみ子の酒 9号酵母特別純米酒無濾過生原酒」。宿近くの安濃川の畔で、1時間くらい弾けた。 

2025.6.18

 


2泊3日のバイク・ツーリング「TWO TSUs TOURING」(大津→津)2日目。午前中は、宿のすぐ近くの

四天王寺と、三重県庁の隣の津城(戦国武将の藤堂高虎が改修)を見学。午後は、主に伊賀街道を快走

して大津へ。途中、この日も「まるで引き寄せられるかのように」松尾芭蕉生誕の地(伊賀上野の街道沿い

に、ひっそりとあった)に出くわした。休憩を兼ねて見学した後、当初予定していた道を外れて、いつのまにか

(これも「まるで引き寄せられるかのように」)宇治の平等院へ。去年のGWに雨天中止になった宿泊予定地

の一つが、この宇治だった。人生初の見学。プラスαの拝観料を納めて撮影禁止の鳳凰堂に入り、本尊

の阿弥陀如来座像や空中供養菩薩像のガイドを聴くことができた。圧倒された。心の中で、親鸞による

「正信偈」の冒頭、阿弥陀仏が法蔵という名で修行していたとされる内容の漢文の言葉を称えていた。

滋賀県大津には、17:45頃に到着。昨日同様、アコギを携えて琵琶湖沿いの大津港などを散策した後、

駅近くの居酒屋(「御蔵<おくら>」)に入った。堪能した地酒は、湖南市の「北島」と伊賀上野の「忍者」。

この日も琵琶湖の畔で、1時間くらい弾けた。 2025.6.19

  




2泊3日のバイク・ツーリング「TWO TSUs TOURING」(大津→津)3日目最終日。午前中のうちに、

三井寺(みいでら。園城寺<おんじょうじ>とも。国宝の金堂と「秘仏」弥勒仏は、天智天皇<中大兄

皇子>に由来。建立は壬申の乱で廃死した大友皇子の皇子、大伴与多王による。中世でも近世でも、

歴史的な舞台。天台寺門宗<最澄が開いた天台宗が山門派と寺門派の2つに分派して成立した後者>

の総本山)と義仲寺(ぎちゅうじ。「朝日将軍 木曽義仲」討死の地で墓所。大坂で没した松尾芭蕉が、

遺言によって埋葬された墓所でもある。古い地名は「粟津ヶ原(あわづがはら)」。粟津=淡津で、「淡水

である琵琶湖の港」の意味。大津皇子<おおつのおうじ。天武天皇の第3皇子で母が天智天皇の皇女。

天武天皇没後、謀反の疑いで刑死。折口信夫<おりくちしのぶ。初任校の大聖寺高校と3校目の金沢

二水高校の校歌の作詞者>の小説『死者の書』の「死者」。粟津温泉を開湯した泰澄は、この大津皇子

の息子で「粟津皇子 あわづのおうじ」だった…という説があることを近年知った>)を参拝・見学。前者

はそのスケールの大きさに圧倒され、後者はそれと対照的なミクロコスモスを堪能できた…ていうか、

やっぱり今回の旅は初日から最終日まで、芭蕉にとっての重要地(初日は「奥の細道」結びの地=大垣、

2日目は生誕の地=伊賀上野、最終日は墓所の地=大津)を偶然の必然? 必然の偶然? で巡る

ものになったことに「なにかくるもの」を感じた。今後の読書などにも、大いに影響しそう。帰途、琵琶湖岸

道路の近江八幡近くの長命寺を、なんと30年以上振りに訪れた。この808段の石段を、初任校の大聖寺

高校バド部男子部員(県団体戦ベスト4入り・個人戦インターハイ第2代表入りを目指したチームの主要

メンバー6名)と一緒に上半身裸になって走って往復した…という思い出。遠征(「全国区」の比叡山高校

との練習試合)のために、近江八幡ユースホステルで宿泊した翌日の朝練での出来事。 2025.6.20

 




終日、家で旅の振り返りや読書(木曽義仲つながりで、買い置きしていた『平家物語 ビギナーズ・

クラシックス』など)にアコギ。夕方は、母と定期的な買い物に。 2025.6.21




13:00から公民館の掃除。30分くらいで終わった後、一緒に担当した3人と15:00頃まで四方山話。その後、

SERENA で小松のブック・オフへ。古書(アランの『幸福論』や手塚治虫の『火の鳥』<まだ購入していな

かった巻>など)も中古DVD(マイケル・チミノ監督の「天国の門」や、これまで「敬して遠ざかっていた」

庵野秀明総監督の「エヴァンゲリオン」)も、「掘り出しもの」を多く入手できてよかった。 2025.6.22





『平家物語』が面白い! 今回のツーリングで参拝・見学した宇治の平等院や大津の三井寺(園城寺)が

頻出したり、今年4月に訪れた小松市の鵜川(うがわ。章立ての「平家打倒をもくろむ陰謀―鹿の谷会議」

の「鵜川合戦」などに登場)町、同じく小松市で鵜川町にも近い原町で生まれたとされる仏御前(ほとけごぜん。

「怨念を超えた女の友情―祇王<ぎおう>と仏御前」などに登場)のことが出てくる。寺井高校での学校

設定科目だった「石川の文化と歴史」の授業を担当することで触れることができた郷土史や、最後まで担当

することのなかった日本史の「学び直し」の楽しさよ。それが「読書の旅」や「バイク・ツーリングの旅」などと

つながることのうれしさよ。午後は雨天なので小松ドームを10周歩き、ユアサ自動車整備工場に行き

(「ヤンキー車状態」になっていた右ウインカーを修理。先週末のイベントの余りということで、カレーと

スープとごはんの二人前セットをもらった)、寺井高校で今週末の部活動指導者指導力向上研修の要項と、

届いていた「バドマガ」と「キネ旬」最新刊をゲットして、粟津温泉で湯浴みして帰宅。 2025.6.23


午後から SERENA で、坂井市丸岡町の福井県総合グリーンセンター(グリーンパーク)へ。パーク内外周

1周プラスαで、90分くらいウォーキング。その後、いつものたけくらべキャンプ場で2時間くらいアコギタイム。

別所温泉に浸かって帰宅。晩の映画DVDは「聲の形」鑑賞。エンドロールで、先日のバイク・ツーリング途中、

偶然に訪れた大垣市がロケ地であることを確認。京都アニメーション(5年前の放火事件で、たくさんの人が

亡くなった)の作品であることにもハッとした。 2025.6.24

 


午前中は、自転車でお墓周りの草取りへ。途中から陽射しが強くなって、終わる頃には汗まみれ。梅雨

真っ盛りで、湿度も高いから。午後は、『平家物語』の続きを読み耽り、15:30頃から SERENA にアコギを

載せて軽くドライブ(加賀市東谷地区滝町の公園、同山中温泉の臨峰苑<小学生?年生の時、遠足の

目的地。「郷土の偉人」新家熊吉の大きな銅像がある>、同中央公園)。17:00、県の退職公務員連盟の

地区委員を担当されている方が年会費(年金受給前なので千円)を徴収にいらっしゃるので、それまでに

帰宅。その後はいつもの粟津温泉総湯へ。 2025.6.25


午前中、すごい雨。時折稲光も。そんな中、先日ブック・オフで購入した『隠された十字架 法隆寺論』

(海原猛 著、新潮文庫。昭和56年発行)を読み始めた。初めて読んだのが、初任校の大聖寺高校時代。

地歴公民科(当時はまだ「社会科」)の研修旅行の目的地として、奈良や京都、対馬や韓国の慶州など

(つまり、かつての平城京から新羅の都まで。すごい…)を訪れていた頃。とても面白くて、読み終わった後、

同じ著者による『水底の歌』(柿本人麻呂論)に進んだっけ。今回、30年以上振りに読んでいて気づくことは、

「これまでの経験や知識などのおかげで、より一層興味深く読めているなぁ」ということ。そしてまた、奈良

や京都、出雲や伊勢などを旅してみたいなぁ。午後は SERENA で、福井県の三国(三国湊座で「三國

バーガー」とコーヒー)→アピタ大和田店へ。書店を渉猟した後、地酒(「黒龍」)などを買い物して、六呂瀬

古墳遺跡の四阿(あずまや)で弾き語りしてたら、19:00近くになっていて驚いた。別所温泉に浸かって帰宅。 

2025.6.26




『平家物語 ビギナーズ・クラシックス』(角川書店 編、角川ソフィア文庫)読了。「目から鱗」がいっぱいあった

。特に巻末の「平家物語灌頂(かんじょう)の巻」(秘曲を伝授する意味。もともとは、仏教で弟子が師から法を

受けるときの儀式<香水を頭上に注ぐこと>の意味)と解説での「『平家物語』の生みの親―慈円」のところ。

正午前後の約1時間半、久し振りに自転車で主に農道をサイクリング。梅雨時に成長する青々といた稲田

に囲まれてペダルを漕ぎながら、心地好く吹きつけてくる風を、視覚・聴覚・嗅覚・味覚(「風の味」…これは

想像)・触覚の「五感の保養(目の保養だけでなく)」を楽しんだ。 2025.6.27


午前中(9:30~12:45)、根上タントで県の部活動指導者指導力向上研修。アイスブレイク(リラックスする

ための雰囲気づくり)などのアクティビティ(自発的な活動)を効果的取り入れた講座「セーフガーディング」も、

6つの具体的な場面(サッカーの練習中に落雷で意識を無くした生徒への対応など)を想定した救急対応

の実習も、楽しく有意義に学ぶことが出来る工夫がたくさんあったと思う。来週火曜日から再開(期末考査

明け)するバド部活指導に活かしたい。午後は主に読書。夕方、久し振りに1時間くらいランニング。気温

は低めだったが、湿度が高いので大汗になった。17:00から、母と定期買い出し。その後、粟津温泉総湯へ。

晩はカレーを作り、尾俣川の岸辺でアコギ。 2025.6.28


30度未満なら涼しい方? 風もあって雲もあるので、越前大野までバイク・ツーリング。結ステーションに

停車して、近くのおいしい湧き水で喉を潤し、いつもの散策コースを歩いた。南部酒造場で地酒「花垣」

(去年まで「売り切れ」で手に入らなかった限定醸造の純米大吟醸生酒を購入できた)、山元醤油・味噌

醸造元でお味噌、結ステーションで野村醤油・味噌醸造元のお醤油を買って帰った。帰途、丸岡温泉

たけくらべキャンプ場でアコギ→入浴。晩は映画DVD「ターミネーター」(ジェームズ・キャメロン監督)を、

きっと20年以上振りに視聴。やっぱ、1㎜も無駄の無い快作だと思った。次は特撮「も」パーフェクトな

「T2」が楽しみ! 2025.6.29


35度近くまで暑くなりそうなので、家事や読書の後、正午前に SERENA で福井アピタへ。主に書店で

過ごし、以下の2冊の新書プラスαを購入。

1.『新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権』(NHKスペシャ ル取材班 NHK

 出版新書)              

2.『日本哲学入門』(藤田正勝 著、講談社現代新書)

プラスα 『書いて学ぶ 親鸞の言葉 和讃』(東本願寺出版)

1.は、最新の学説などを知りたくて。あと、中国との関係を中心に「グローバルな視点」で書かれている

のも魅力的。2.は、やはり新しい本で、日本の哲学(内容と哲学史)について体系的に書かれたものを

読んでみたくて。プラスαは、同じシリーズの『正信偈』に続いて、浄土真宗の教えを親鸞の言葉そのもの

から学びたくて。帰りは六呂瀬古墳遺跡の四阿(あずまや)で60分くらいアコギ・タイム。晩に町内の定期

集会(町費の納入中心)。終わってから尾俣川沿いの道でも1時間以上アコギ・タイム。山風で涼しい丘の

四阿や川風で涼しい夜の川岸は、特別なヒーリング・スポット。 2025.6.30

 

~7月~

少しずつ読み進めていた『読書からはじまる』(長田<おさだ>弘 著、ちくま文庫。2021年、初版発行)を

読了。池澤春菜さんによる「解説」の終文はこれ。

「きっとこの本は、あなたのかけがえのない友人になるでしょう。人生の中で幾度となく読み返し、そのたびに

新しいことを教えてくれ、知らない世界に旅立つ勇気と喜びを与えてくれ、手を引いて、あるいは背中を押して

くれる友人。わたしは、たくさんの友人に導かれる、読書する生き物として生きていけることが幸せです。

わたしは本が好きです」。

同じ長田弘で読んだ本(何回か蔵書を処分したけど、ずっと手放さなかった本)は、大学生の頃に大学生協か

古書店で購入したと思われる『ねこに未来はない』(角川文庫の小説。1975年、初版発行)。10年前の5月に

亡くなられた長田弘さん。詩集も読んでみようかな。

学校は期末考査最終日。バド部は12:30~14:30。N君が主将の新チームが始動した。N君の頑張ろうという

気持ちも、他の2年生の「N君を支えよう」という気持ちもいろんな場面で見られた。顧問のSさん・Nさん(講師)

には「大車輪で」コートに入ってもらって私はほとんど動いてなかったので、帰りに木場潟1周を歩いた。晩に

映画DVD「ターミネーター2」鑑賞。押しも押されもしない大作なんだけど、どこかインディーズ魂を感じさせて

くれるのは、監督キャメロンの「映画オタク振り」からくる好ましさが理由かも…と思った。1作目の「ターミ

ネーター」同様、これも20年以上振りで観たんだけど「一生モノ」だと思った。 2025.7.1




午前中は『新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権』(NHKスペシャル取材班 NHK出版

新書)を半分くらいまで読み、お墓周りの草取りもできた。午後にも読書(『隠された十字架 法隆寺論』)を進め、

16:30~18:15、バド部活。「声の出ない基礎打ち・私語や笑いの多い基礎打ち」の後、全員を集合させて主将と

男子エースのそれぞれに「今の練習、100点満点で何点だったと思う?」と質問したら、それぞれ「49点」と

「50点」…。「練習中に、休憩中のシャトル打ちの雰囲気を持ち込むのはNG。声が出ない理由の一つは、

出された声への返事が少ない・小さいことでは」という注意や助言をした。「新チームスタートのミーティングは

何だったの? やる意味あったの?」と苦言を呈しつつ。 2025.7.2


朝、いつものように新聞(朝日)に目を通していたら、「明日への Lesson 第1週 BOOK」という特集で、『大衆

の反逆』(ホセ・オルテガ・イ・ガセット 著)が取り上げられていた。数年前に大坂の古書店で購入し「積ん読」

になっていたのが、神吉敬三訳のちくま学芸文庫本。以下は特集からの引用。「『みんなと同じ』であると感じ

ても、そのことに苦しまず、他の人たちと自分は同じなのだと、むしろ満足している人」「自己完成への努力を

せずに、波の間に浮標(ブイ)のように漂っている人」(「大衆」の新しい定義)「自らに多くを要求して困難や

義務を果たす人」「常に自己超克しようと努力する生」(古い定義の「大衆」の中にも存在する「精神的な貴族・

選良・エリート」の定義)…で、読み始めたら止まらない! 結局半分近くまで一気読みしてしまった。ページ

の折り曲げや本文への傍線、書き込みなど…多すぎ。15:35~18:15、バド部活。「昨日の今日」なので、

フットワーク練習を中断させて、またまた「お説教」。今回は「声」を出すことの大切さや、チャンピオンシップ

の部活でしか得られない達成感や人間力などについて、わかりやすく伝えたつもりだし。一方的な話ではなく、

意見も聞けてよかった。その後の基礎打ち練習では、修正されていたようだったし。「『県大会で勝てない

加賀地区のほとんどの高校のバド部と同じ』であると感じたら、そのことに苦しんで、他の人たちと自分は

違うんだと、不満に思える人になってほしい」「チャンピオンシップで高校バド部を頑張ることが、自己完成

への努力の一つなんだよ」…あれ、オルテガの影響か? 2025.7.3




15:35~18:00(熱中症警戒アラートに対応して、少し早めに終了)、バド部活の金曜日。翌日のランキング戦

に向けたシングルス中心のメニューで、久し振りの「勝ち上がり負け下がり」ゲーム練習を行った。その後、

男子4番手(2年生。高校始め)のT君が顧問で講師のN先生にこんな質問をしていて、「おっ、いいぞ!」と

思った。T君「強いスマッシュの打ち方を教えてください」→N先生「私はグリップエンドを先行させて、打つ

瞬間に前腕を強く振り抜いている」。私が付け加えたのは、「ボールを投げるときのリリースポイントを意識

して打つ。グリップエンドを前に向けると、肘から手首までの前腕が雑巾搾りのような状態になる。それを

打つ瞬間に解放すれば、筋力以外の力が使えるよ」。晩に映画DVD「グロリア」(カサヴェテス監督、ローラ

ンズ主演)を鑑賞(3度目?)。喩えて言うと「私的映画の殿堂入り」作品。オルテガが定義した「大衆」の

ための映画の真逆? 2025.7.4




備忘録2つ。

1.「でもしあわせなんて何を持ってるかじゃない何を欲しがるかだぜ」(「はっぴいえんど」という曲の

一節。朝日朝刊「書きかけの…松本隆」より)。

2.「正しいことだから絶対に伝わると考えて、おもしろくする努力を怠ると、伝えたいものも伝わらない

と思うんです。僕も戦争映画をずいぶん見てきました。でも、僕がひねくれた人間だからか、なかなか

心に響くものはなかった」(週刊金曜日「井上ひさしの遺志継ぐ舞台を沖縄で映画化『木の上の軍隊』

平一紘監督に聞く」より)。

13:30~16:00、バド部活はランキング戦。私は1年生男子4名に、主審のスコアシートの書き方を教え、

全部の試合が終わった後は、ダブルスのルールなどを説明した。母と夕方に定例買い出し→晩に近く

の「ひるよる食堂 オオハタ。」で飲み。その後、映画DVD「天国の門」(マイケル・チミノ監督の「問題」作)

鑑賞。クリス・クリストファーソンとクリストファー・ウォーケンをたっぷりと堪能できた。どちらの俳優の

名前にも、クリストファー「キリストを運ぶ者」が入っている! 前者は昨年物故されました。「トラブル・

イン・マインド」、また観なきゃ。2025.7.5




先週の日曜日と同様、バイクで越前大野へ。今回は大野市の中心(大野城や結ステーションがあるところ)

ではなく、国道158号線が九頭竜湖方面に向かうあたりにある道の駅「荒島の郷」へ。モンベルの専門店を

渉猟し、「1番の目的」として焼鯖寿司を食して、地酒「花垣」の純米生酒を購入して帰宅。帰途、いつもの

たけくらべキャンプ場に立ち寄り、アコギ→宿泊施設の丸岡温泉で湯浴み。読書は梅原猛の『隠された

十字架』を半分くらいまで読み進めた。読み終えたら、自転車を載せた SERENA で奈良・飛鳥1泊旅行に

出ようかな。 2025.7.6


『新・古代史』(NHK出版新書)読了。日本史と世界史が「グローバルヒストリー」で結び付けられていて、

今の学習指導要領から始まった科目「歴史総合」を学ぶのに適していると思った。邪馬台国や卑弥呼、

「空白の4世紀」や倭の五王などについて、新しい発見や学説などに触れることができた。これを踏まえて、

『隠された十字架』などの読書を深めたり、奈良・飛鳥などへの旅を充実させていきたい。親鸞の「和讃」に

メロディーとギターコードを付けた楽譜を作成。「正信偈」「祝詞」に続いて、「私的教養」(強要されない教養?)

の一つにしていく。夕方、久し振りに自転車で粟津温泉総湯へ。路道(みちみち)、いろんな紫陽花や勢い

を感じさせてくれる青い稲などを目で楽しみながら(愛でながら)。 2025.7.7


11:00~13:30、母の通院付き添い→黒瀬町のおさむ食堂で昼食。昼食のオムライス&コロッケのボリューム

が通常のほぼ3倍! 「持ち帰り用タッパー1つまで無料」とメニューに「大書」されている意味が判りすぎる

くらい判った。私は晩もオムライス、母は晩も次の日の朝もオムライスになった。読書の後は、16:30~18:15、

バド部活。この週からは基礎打ちを2年生同士、1年生同士に。ダブルスメニューで頑張った。 2025.7.8


昨日に引き続き、母の通院付き添いの水曜日。この日は9:00~11:00。10時過ぎには病院を後にしたので、

帰り道沿いにある喫茶店「よつばハウス」に入って母はコーヒーとショートケーキを、私はコーヒーを楽しんだ。

初めてはいるお店だったけど、軽食もできるので今度は昼食に来たいね、と話をした。16:30~18:15、バド部活。

2年生が翌日までの2日間、インターンシップで部活不参加。なので、顧問2人とコーチの私と1年生全員

(男子4名・女子1名)の8人で、基礎打ちメニューのローテ→時間制シングルスの練習に汗を流した。部活

前に SERENA で西俣キャンプ場へ。スコールが来る前までアコギ・タイム。 2025.7.9


備忘録:

1.「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」(朝日朝刊「北陸三昧」 より。筆者の南部

 ヤスヒロさんが「江戸時代後期の農政家・思想家で『報徳思想』を唱 えた二宮尊徳(金治郎)の名言」として

 紹介)

2.「幸福な家庭はすべてよく似(にか)よったものであるが、不幸な家庭はみなそれぞ れに不幸である」

 (トルストイ)

 「不幸はいつも同じ顔をしているが、幸福の顔は、それぞれ違っている」(寺山修司) 「幸福を一つの達成と

 考えるか、目的とは無関係な悦(よろこ)びと捉えるかの違いか」 (朝日朝刊「折々の言葉」より。トルストイと

 寺山それぞれの幸福観を、筆者の鷲田清 一氏が論考したもの)

1.について。「〇〇のない△△は××(NGワード①)であり、△△のない〇〇は××(NGワード②)である」と

いうレトリック(修辞)の一つ。思うに、「〇〇=理想主義的な物事、△△=現実主義的な物事」が当てはまるの

では? このタイプの言葉(金言や箴言など)を収集してみると面白いかも。創作してみても面白いかも。例えば、

「市民社会のない国家は全体主義(ファシズム)体制となり、国家のない市民社会は絵空事」…などと。でもこれ、

哲学者のヘーゲルが似たようなことを言ってそう…(^^;)。

2.について。この脚下照顧のバックナンバー(2025.7.5付)「でもしあわせなんて何を持ってるかじゃない何を

欲しがるかだぜ」(「はっぴいえんど」という曲の一節。朝日朝刊「書きかけの…松本隆」より)と併せて考えて

みたら、寺山の考え方(幸福それ自体を目的とはしない実存主義的な幸福論)を具体的にしたものであること

が判る。それにしても、「実存主義的」という言葉をもっとわかりやすくできないものか。そうしないと、その価値

観が世の中で十分に活かされないのでは? 創作してみようか。「人生に何かを期待して生きるのではなく、

人生に何を期待されているかを考えて生きる主義的」…って長過ぎ! しかもこれは実存主義精神医学者

フランクル(『夜と霧』の著者)の言葉。 2025.7.10


午前中に自転車で、加賀温泉的近くのJA元気村までお買い物(加賀市の「地産地消」ブランドで、片山津の

自家焙煎コーヒーショップ「可非工房」のブレンド<豆のまま>と八日市の鹿野酒造の地酒「常きげん」純米

吟醸生酒など)。その後は、読書(『隠された十字架』)→「正信偈」のお勉強→アコギ。15:35~18:15、バド部活。

久し振りの2対1のシングルスパターン練習をメインに、シングルスメニュー中心の日。この日も20歳代の

顧問2人(Sさんは今年30歳に。Nさんは2度目の採用試験が目前)が大活躍! コーチの私としては、

お二人のお陰で「理想的な練習」ができている。コーチ冥利に尽きる…。 2025.7.11


午前中、バド部活の土曜日。丁度1ヶ月後の県大会(団体戦のみの学校対抗戦)に向けて、男女それぞれの

団体戦オーダー案を提示した上で、練習開始。ダブルス力の向上が課題の一つなので、ダブルス攻撃防御と

チャリチャリ(インドネシア語で「探す。選ぶ」。半面コート1対1で行う)を中心的なメニューとした。午後は家で

ゆっくりして、夕方、母と定期買い物。晩にDVD映画「ミスティック・リバー」(クリント・イーストウッド監督)鑑賞。

2003年の公開時、2度続けて映画館に観に行った作品。監督に徹したイーストウッド映画の中で、マイ・ベスト。

「カンヌで無冠はあり得ない」と書いた映画評論家にあらためて強く共感。 2025.7.12


SERENA に自転車(「街角2号」)を載せて、たけくらべキャンプ場へ。チェックイン前に近くの龍ヶ鼻ダムに行き、

SERENA を駐車してダム湖の周りをサイクリング。標高も高くて木陰も多く気温も低め、道もアップダウンが

あまりなくて快適なサイクリング。その後、チェックイン→テント設営→8号線沿いのスーパーマーケット「ピアゴ」で

買い出し→宿泊施設たけくらべの温泉で湯浴み→焚き火と飲みとアコギ。お星様(一瞬、帚星も見られた)と

お月様(まだほぼ満月)と螢(もう少ない)の灯りも満喫できた。 2025.7.13

 


たけくらべキャンプ場で朝を迎え、パンとコーヒー(携帯ミルを使って豆から抽出)の朝食→テント撤収後は、

前回同様、木陰で読書タイム。その読書も前回同様、ガルシア・マルケスの小説で、今回は『族長の秋』

(『百年の孤独』からさらにヒートアップしたグロテスク・ロマンで「南米発の世界小説」に耽溺)を冒頭から

三分の一くらいまで読み進めた。山間のキャンプ場でさえ、気温が36度近く(体温に近い!)まで上がって

きたので、自転車とキャンプ用具を積んだままの SERENA で、いつものアピタ大和田店へ。「手作り的本屋

さん」 AKUSHU では、こうの史代さんの最新作『空色心経(そらいろしんぎょう)』を、隣接しているブック

オフでは次のラインナップで本と映画DVDを購入。『重力と恩寵』(シモーヌ・ヴェイユ 著)、『人間について』

(シモーヌ・ボーヴォワール 著)、『土佐日記』(紀貫之 著。ビギナーズ・クラシックス)、『おくのほそ道』

(松尾芭蕉 著。同左)、『竹取物語』(同左)、『国防』(石破茂 著)、『まんがで読破 社会契約論 ルソー

作』、『孔子暗黒伝』(諸星大二郎 作)、『暗黒神話』(同左)、DVD「ジョゼと虎と魚たち」(犬童一心 監督。

田辺聖子 原作)。読むぞ~! 2025.7.14




備忘録:

1.「何を択(えら)ぶにも楽しそうかどうか、バイブレーションが合うかどうかを基準にしてきた」(朝日朝刊。

鷲田清一氏の「折々の言葉」で紹介されたホキ徳田さんの言葉より)。鷲田氏の引用そのものは、次の通り。

 「国籍、性別、地位、素性、年齢など 問わないの。人の本質に関係ないことはまず気にしない」。今の参院

 選での某政党が掲げる、「日本人ファースト」的な外国人に対する見方・考え方への批判が込められている?

2.「美しい心をもって行為せよ。世界はその時それだけ美しくなり、その美は後代に伝わる」(同上・同日の

 「天声人語」より。哲学者の今道友信さんの著書からの引用)。1.と連動した「編集の妙」を感じた。人を

 本質(優しさや思いやりなどの人間性。その人ならではの人格)から離れた属性(国籍、民族など)で見たり・

 考えたりすることの対極なのでは?

16:30~18:15、バド部活。休みは多いし、主将やランキング1番手を含めた2年生男子は練習前に部外者を

コートに入れてシャトルを打って遊んでいて、練習開始時間を遅らせてしまうし…。お説教から始まったトホホ

な日になってしまった。皮肉たっぷりに「よくあるアスリートのインタビューでの一言」をぶつけてみた。「しっかり

準備して、大会に臨みます。応援、お願いします」。「準備=日々の練習」ではないのか?! あ、いかんいかん、

「何を択ぶにも楽しそう」じゃなきゃいかん。「美しい心をもって行為」しなきゃいかん。…っていうか、そもそも、

練習開始時間を大切にできない人とは、バイブレーションが合わないし。 2025.7.15


13:00~14:30、バド部活。この日(翌日と併せた2日間、学校は午前中球技大会)から「夏の半日練習」スタート。

シングルスメニュー中心の日なので、この夏に取り組んで欲しい課題「スマッシュ力の向上」のための新メニュー

(ゲームに近いノック。前でノックされたシャトルをヘアピンで返球→そのヘアピンをノッカーがロブ→それをスマッシュ。

桃田選手の定番メニューとのこと)を、両面印刷のプリント(裏面は「肩から手首までの捻りとその解放」を意識

した素振りの方法)を配布・説明して…と思いきや、聴く姿勢NGの部員への注意から始まったお説教(昨日の

リフレインプラスα)のせいで「プリント回収。いつものノックメニューにします」となってしまった。2年生としての

責任の自覚(1年生を含めたチーム全体の成長など)やランキング上位の選手としての責任の自覚(バドミントン

以外でも、率先垂範でみんなのお手本になるなど)が足らな過ぎ。でも、このチームに限ったことじゃない。

他の勤務校でも、特にこの時期(6月の3年生卒部→7月の1学期末考査後の練習開始)に多かったような

気がする。これを乗り越えて(糧にして。キッカケにして)よいチームになっていけばいい。肝心要は、見て観ぬ

振りしないこと。「どうせ無理だから」と思って放置しないこと。「楽にやろう」と考えて甘やかさない(甘えない)

こと。そう思うと…それを選ぶと、なんだか楽しくなってきた。 2025.7.16


13:00~15:45、バド部活。参加者(参加が当たり前なんだけど…)は、2年生が8人のうち4人・1年生が5人

全員。ダブルス練習が中心の日だったので、2年生に1年生とペアになってもらい、「1年生中心のダブルス

の基礎・応用練習」になった。…これはこれでよかったと思う。やっぱり「択(えら)んでプラス」になることが

楽しい。先日購入した『空色心経(そらいろしんぎょう)』(こうの史代 作)を、もう何回も読み返していて、

ずいぶん前(アニメ映画化された『この世界の片隅に』が話題になっていた頃)に購入した『ユリイカ 詩と

批評 特集 こうの史代』を再読。今、こうの氏の地元、京都府福知山市で「漫画家生活30周年 こうの

史代展」が開催されていることを知り、20日(日)~21(月)の1泊2日でバイクツーリングを兼ねて鑑賞しに

行くことを決めた(宿、予約済み)。…もちろん、20日は選挙に行った後、出発の予定。 2025.7.17




学校は1学期終業式で、バド部活は11:00~13:00の金曜日。シングルスメニュー中心に、コンパクトに

練習をまとめた。それでも、基礎打ちを工夫(ドロップ・カットとロブの際に、ロブ側がリアクションステップ)

させたり、先日のハプニングで中断した「ゲームに近いノック」(ノッカーはヘアピンを打たせてロブ。それを

スマッシュの繰り返し)を行ったりできた。遅い昼食後、ゆっくり読書と午睡。夕方は自転車で山代温泉

総湯へ。 2025.7.18 


午前半日、松任高校(男女)が来校して合同練習会の土曜日。基礎打ち後・ゲーム前にパターン練習として、

「半面2対1ダブルスラリー」を行った。卒業生が3人来てくれて、こちらの人数不足を補ってもらえてよかった。

午後は読書と午睡。夕方に母といつもの「土曜の買い出し」。…土用の丑の日だったので、「一推し」のウナギ

の蒲焼きを購入。粟津温泉総湯で湯浴み後、加賀市の地酒「常きげん 純米吟醸生酒」のロックと合わせて

美味しくいただいた。晩に町内の会計業務(町費取り立て準備)をコンプリートして、散歩ついでに区長宅

(宅配ボックス)まで届けてきた。昨日梅雨が明けて、夏の夜空が美しく、北斗七星やカシオペア、さそり座は

もちろん、天の川まで見えた。なんだか近くに見えた。 2025.7.19


参院選投票を済ませてから、京都府福知山ツーリングに出発! メインの目的は、「こうの史代展」鑑賞。

「バイクツーリングマップル」お薦めの道、福井県小浜市から京都市に向かう「鯖街道」の一つ「周山街道」

を初めて快走。「オール下道」(有料自動車道を使わないこと)で約250㎞走行し、16:00過ぎに福知山城址

に到着。閉館時間の17:00まで、しっかり見学できた。「明智光秀 Love 」を強く感じる展示に、「敗者に心を

寄せる判官贔屓(はんがんびいき)」の感性を共感した。宿にチェックイン後、アコギ(トラベル・ギターの

「ノクターン」)を携えて、光秀公を祭る御霊(ごりょう)神社や広小路、由良川に架かる音無瀬橋(おとなせ

ばし)などを散策。駅近くの「地下酒場」という居酒屋に入り、地酒(やっぱり、京都府とはいえ「丹波」なので、

兵庫県の「香住鶴(かすみつる)」と「神池(みけ)」や焼鯖を美味しくいただいた。その後、駅前広場でアコギ・

タイム。地元の高校生らしき男子が自転車で近づいて来て、「こんばんわ」と声を掛けてくれた。 2025.7.20 

  


早めに起床して、9:00開館の福知山市佐藤太清記念美術館(福知山城趾と併設)へ。…退館したのは

12:00近く。見応え(読み応え)あった~。動画「『空色心経』制作の様子」もよかった。展示図録プラスαの

書籍『こうの史代 鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり』なども購入して、

この度の旅の目的をしっかり果たせた! 帰りのルートも、鯖街道の一つ、府道・県道1号線などを使って

快適に走れた。小浜では「濱の湯」の濱亭カフェで遅めの昼食と湯浴み・休憩。帰宅は19:10頃。楽しくて、

有意義なツーリングになった。福知山は、またゆっくり訪ねたい。 2025.7.21

  




午前中バド部活の火曜日。進学補習対象の部員(2年生は11:40頃から参加)が多かったけど、ダブルス

中心のメニューを行った。先日、教員採用試験初日を終えた講師で顧問のN先生に活躍してもらって、

充実した練習になった。私もパターン練習などでコートに入り、ズブ濡れの汗をかいた。午後は家でゆっ

たり。夕方、自転車で山代温泉総湯へ。 2025.7.22


「広辞苑」で「実存」という言葉を検索してみたら、次のように説明されていた。

②〔哲〕㋐現実的な存在。普遍的な本質ではなく時間・空間内にある個体的存在。スコラ哲学以来、本質

     存在に対比して用いられ、可能的な本質が現実化されたもの。

     ㋑特に人間的実存を意味し、自己の存在に関心をもつ主体的な存在、絶えざる自己超克を強いら

     れている脱自的存在をいう。自覚的存在。

「はて?」。

「名鏡国語辞典」では、こう。

②実存主義で、人間的実存。自由な選択によって自己を形づくる、人間の主体的な存在をいう。

「はて?」。

さて、私の自作「高校倫理一問一答集」ではどんな説明がされてるのでしょうか?

・「実存主義哲学」…個別的で一回的な主観的自己や「今、ここ」の現実存在に着目し、ヘーゲル哲学や

            マルクス哲学のような普遍的・客観的真理よりも、主体的真理を重視する哲学。機械

            文明や世界戦争など、現代人の不安が背景。

・「実存的真理」… 「私にとって真理であるような真理を発見し、私がそのために生き、そのために死にたいと

            思うようなイデー(理念) を発見する」とキルケゴールが書い た実存的な真理。

・「実存」… 「今、ここ」を生きる現実的・具体的な個別者としての在り方。語源:ラテン語のe x i s t e n t i a

       「現存」( e s s e n t i a 「本質」と対)         

こんなことを考えた理由は、7月18日付けの朝日新聞朝刊「国際」のこんな記事を読んだから。

「80年前、ここで起こったことは、人類にとって実存的な脅威の始まりだった」(「脅威の始まり 後世に―

初の核実験から80年 米に看板」の記事より)。

「実存的な脅威」という言葉には、せめて上記の「名教国語辞典」レベルの解説があってもいい…というか、

あるべきなんじゃないの、と思ったから。 2025.7.23


午前中バド部活の木曜日。この日までが、進学補習で欠席や終了間際からの部分参加者が多い練習。

なので、フットワークの基本的な型をレクチャーした。まさに、「やって見せ、言って聴かせて、させてみて、

誉めてあげる」練習になった。夏の課題は「スマッシュとフットワークの強化」その二つが連動していること

を判ってもらって、両方の必要性を感じて欲しい。そこから「主体的な努力と工夫」が始まるんだと思う。 

2025.7.24


午前半日バド部練習(…夏休み。ハンドボール部は「開店休業」)の金曜日。シングルスメニュー中心の日。

ずっと二人三脚の相棒S先生が5月(GW中心)に続く育休(2段階のラスト)期間に入ったので、この日の

練習も講師で顧問のN先生に大活躍してもらった。私の初任校、大聖寺高校バド部出身のN先生。教科も

私と同じ地歴公民科。何か、バド部指導や教科指導で、バトンを手渡すことができたら…うれしいなぁ。 

2025.7.25


火曜日から午前半日バド部練習が5日間続いて、そのラストの土曜日。気温35度越え猛暑日が連続した

5日間でもあったので、少々バテ気味に。6月の3年生卒部以来の新チーム、頑張っている部員が多いん

だけど、休みや遅刻が増えている部員も目立ってきた。8月の県大会(団体戦のみ)・9月の地区大会

(個人戦のみ。高校始めの初心者トーナメント有り)での「チームの目標と一人ひとりの目標」の達成を

モチベーションにして、バド力を高めていって欲しい。 2025.7.26


金沢大学資料館で働くY君(前任校での元「教え子」)と、年に1度の「語る会(テーマは、歴史や文学、

エンタメ関係)」開催。11:30、小松市の道の駅「木場潟」で待ち合わせて、昼食(トマトカレー。TVで甲子園

県予選決勝戦がかかっていて、小松大谷高校が延長戦で逆転優勝)後は、小松市立加賀国府ものがたり

館(国府台)→ハニベ岩窟院(立明寺町)の行程で訪問し、楽しい時間を過ごすことができた。 2025.7.27




バド部活定休日の月曜日。2週間振りに、 SERENA で福井のアピタ大和田店へ。主に二つの書店

(小規模インディーズ系の AKUSHU と、大規模チェーン店系のカボス)で「ひやかし」。それでも、

それぞれで1冊ずつ(前者では『思考の整理学』<外山滋比古 著、ちくま文庫 刊>、後者では

『初心者からはじめる楽譜の読み方』<進藤克己 著、学研 刊>)購入。どちらの本にも、「知らな

かったことを知り、判らなかったことを判り、できなかったことをできる」ようになるためのナビゲーター

「水先案内人」としての役割を期待。 2025.7.28






~8月~


~9月~


~10月~


~11月~


~12月~


~1月~


~2月~


~3月~